[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET SYSTEM NAME

カテゴリー:運用・管理 / システム


SET SYSTEM NAME=string

string: 文字列(1〜245文字。使用可能な文字は半角英数字、半角記号(! " # $ % & ' ( ) * + , - . / : ; < = > @ [ \ ] > ^ _ ` { | })、半角空白。文字列の先頭にダブルクォートを使用することはできない。また、文字列に空白を含む場合は、前後をダブルクォート(")で囲む必要がある。この場合、文字列中にダブルクォートを含んではならない。また、半角記号の ? は使用できない)


システムの名称を示すMIBオブジェクトsysNameの値を設定する。



パラメーター

NAME: システム名(sysName)。設定したシステム名はプロンプトの先頭に表示される。



sysNameを設定する。
SET SYSTEM NAME="white.mydomain.xxx"



備考・注意事項

sysNameにルーターのフルドメイン名(ホスト名を含む完全なドメイン名)を設定しておくと、ドットを含まないホスト名のIPアドレスをDNSで検索する際に、「フルドメイン名から先頭要素(最初のドットまで)を取り除いたもの」を検索対象ホスト名に付加する。たとえば、sysNameに「myrouter.mydomain.xx.jp」を設定している場合、「TELNET hispc」というコマンドを実行すると、「hispc.mydomain.xx.jp」に対してDNSの検索が行われる。

また、DHCPクライアント機能を使う場合、sysNameの内容がDHCP Discover/RequestメッセージのHostNameフィールドに設定されて送信される。DHCPでIPアドレスを配布するISPの中には、HostNameによってクライアントを識別/認証しているところがある。その場合は、本コマンドでISPから指定されたホスト名を設定する必要がある。



関連コマンド

SET SYSTEM CONTACT
SET SYSTEM LOCATION
SHOW SYSTEM




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