[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

SET TRACE

カテゴリー:IP / 一般コマンド


SET TRACE [[IPADDRESS=]{ipadd|hostname}] [MAXTTL=1..255] [MINTTL=1..255] [NUMBER=1..100] [PORT=port] [SCREENOUTPUT={YES|NO}] [SOURCE=ipadd] [TIMEOUT=0..65535] [TOS=0..255]

ipadd: IPアドレス(IPv4またはIPv6)
hostname: ホスト名
port: UDPポート番号(0〜65535)


TRACEコマンドのデフォルトパラメーターを設定する。

TRACEコマンド実行時に指定されなかったパラメーターについては、本コマンドで設定したデフォルト値が使用される。



パラメーター

IPADDRESS: 宛先IPアドレス(IPv4、IPv6)。ホストテーブルに登録されているホスト名も使用可能。また、ADD IP DNSコマンドでDNSサーバーのアドレスを設定している場合はDNSに登録されているホスト名(ドメイン名)も使用可能。

MAXTTL: 最大ホップ数。トレースルートの範囲をここで指定したホップ数までに制限する。

MINTTL: 最小ホップ数。1個目のパケットのTTLフィールドにはMINTTLの値が設定される。最初の数ホップをスキップするために使用する。

NUMBER: 各ホップで送信するパケットの数。最大100個。デフォルトは3個。

PORT: トレースパケットの終点UDPポート。未使用と思われるポートを指定する。デフォルトは33434。

SCREENOUTPUT: 端末画面に結果を出力するかどうか。

SOURCE: 始点IPアドレス。省略時は送信インターフェースのIPアドレスが使われる。

TIMEOUT: ホップごとの応答待ち時間。デフォルトは3秒。

TOS: IPv4の場合はTOSオクテットフィールドの値。IPv6の場合はTraffic Classフィールドの値を指定する。0〜255の10進数値で指定する。



関連コマンド

ADD IP DNS
ADD IP HOST
ADD IPV6 HOST
SHOW TRACE
STOP TRACE
TRACE



参考

RFC768, User Datagram Protocol
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification


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