[index] CentreCOM AR450S コマンドリファレンス 2.9

IPv6/名前解決


  - ホストテーブル


IPv6における名前解決(ホスト名からIPv6アドレスを検索すること)について解説します。本製品では、IPv6の名前解決にホストテーブルを使用することができます。

 

ホストテーブル

ホストテーブルは、ホスト名とIPv6アドレスの対応付けをスタティックに登録したものです。ホストテーブルは本製品がローカルに保持し、TELNETコマンド、TRACEコマンド、PINGコマンドを実行するときに使用できます。

■ ホストテーブルにホスト名を登録するにはADD IPV6 HOSTコマンドを使います。次の例ではホスト名bulbulにIPv6アドレス3ffe:b80:3c:30:290:99ff:fe1b:600aを対応付けています。


■ リンクローカルアドレスを登録するときは、該当ホストがどのインターフェース配下にあるかも指定する必要があります。インターフェースはINTERFACEパラメーターで指定します。次の例では、vlan1に接続されているホストのリンクローカルアドレス「fe80::290:99ff:fe1e:e00a」を「starlingll」という名前でホストテーブルに登録しています。


■ ホストテーブルからエントリーを削除するにはDELETE IPV6 HOSTコマンドを使います。


■ ホストテーブルの内容を確認するにはSHOW IPV6 HOSTコマンドを使います。

■ IPv4のホストテーブル(ADD IP HOSTコマンド)とIPv6のホストテーブルに同じ名前が登録されている場合、使用するコマンドによってIPv4とIPv6のどちらのアドレスを使うかが異なります。








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