[index] CentreCOM AR550S コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:インターフェース / PRIインターフェース
SET PRI=pri-interface [CLOCK={INTERNAL|LINE}] [CODE={STANDARD|ALTERNATE}] [ENCODING={B8ZS|B7ZS|AMI}] [FRAMING={ESF|SF}] [IDLE=0..255] [INBANDLOOPBACK={LINE|PAYLOAD}] [INTERFRAME_FLAGS=0..64] [ISDNSLOTS=slot-list] [LBO={NONE|-7.5DB|-15DB|-22.5DB}] [LINELENGTH=0..65535] [MODE={ISDN|TDM}] [TDMSLOTS=slot-list]
pri-interface: PRIインターフェース番号
slot-list: タイムスロット(1〜24の組み合わせ。カンマ、ハイフンによる複数指定が可能)
PRIインターフェースの設定パラメーターを変更する。
パラメーター |
PRI: PRIインターフェース番号
CLOCK: クロック信号の供給源。LINE(外部クロック)、INTERNAL(内部クロック)から選択する。デフォルトはLINE。
CODE: 起動ループバック信号のパターン。STANDARD(00001)、ALTERNATE(11110)から選択する。デフォルトはSTANDARD
ENCODING: 符号化方式。B8ZS(Bipolar with 8-zero Substitution)、B7ZS(Bipolar with 7-zero substitution)、AMI(AMI符号)から選択する。デフォルトはB8ZS
FRAMING: マルチフレームフォーマット。ESF(Extended Superframe)、SF(Superformat。D4ともいう)から選択する。デフォルトはESF。
IDLE: アイドル状態のスロットに送信する文字。8ビットの10進数値で指定する。デフォルトは255(オール1)。
INBANDLOOPBACK: インバンドループバック起動信号を受信したときに起動するループバックの種類を指定する。LINE(回線ループバック)、PAYLOAD(ペイロードループバック)から選択する。FRAMINGパラメーターにSFを指定している場合はLINEしか選択できない。
INTERFRAME_FLAGS: HDLCフレーム間に挿入する追加フラグの最小数。1スロット当たりの個数で指定する。たとえば、本パラメーターに1を設定した場合、64Kbpsのチャンネルでは1個、512Kbpsのチャンネルでは8個のフラグが挿入される。最小値は0。このとき隣り合う2つのフレームは、1つのフラグを共有する形となる。最大値は64。デフォルトは1。
ISDNSLOTS: ISDN接続用タイムスロット。MODEパラメーターの値がISDNのときのみ有効。デフォルトではすべてのスロットがISDNモードに設定されている
LBO: Line Build Out(LBO)の設定。LINELENGTHパラメーターが655以上(長距離)でないと意味を持たない。NONE、-7.5DB、-15DB、-22.5DBから選択する。デフォルトはNONE
LINELENGTH: 回線の長さ(フィート)。短距離と長距離の設定があり、655を超える場合は長距離と見なされる。短距離の場合は、0〜132、133〜265、266〜398、399〜531、532〜655までの5カテゴリーに分類される。デフォルトは0
MODE: PRIインターフェースの動作モード。ISDN(ISDNモード)、TDM(専用線モード)から選択する。デフォルトはISDN
TDMSLOTS: 専用線接続用タイムスロット。MODEパラメーターの値がTDMのときのみ有効
例 |
■ PRIインターフェース「0」の全スロットを専用線モードに設定する。
SET PRI=0 MODE=TDM TDMSLOTS=1-24
備考・注意事項 |
日本では、同一物理インターフェース上でISDNと専用線を同時に使用することができないので、PRIインターフェースを専用線接続に使う場合は、回線速度に関係なく、すべてのスロットをTDMモードに設定すること。
関連コマンド |
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