[index] CentreCOM AR550S コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:インターフェース / Ethernetインターフェース
SHOW ETH[=eth-interface] COUNTERS[={COLLISION|DIAGNOSTIC|DOT3STAT|INTERFACE}]
eth-interface: Ethernetインターフェース番号
Ethernetインターフェースの統計カウンターを表示する。
各カウンター値はMIBカウンターを元にしたもの。
| パラメーター |
ETH: Ethernetインターフェース番号。省略時はすべてのインターフェースが対象となる。
COUNTERS: カウンターのカテゴリー。COLLISION(dot3 MIBのコリジョンカウンター)、DIAGNOSTIC(ハードウェア診断カウンター)、DOT3STAT(dot3 MIBの統計カウンター)、INTERFACE(MIB-IIのインターフェースカウンター)がある。省略時はすべてのカテゴリーが対象となる。
| 入力・出力・画面例 |
|
| Collision frequencies | Ethernetコントローラーによる再送回数ごとのフレーム数統計。最大再送回数は16回なので、「16:」の項目がカウントされている場合、該当パケットは正常に送信されなかった可能性がある。 |
| 1 | 1回再送されたフレーム数 |
| 2 | 2回再送されたフレーム数 |
| 3 | 3回再送されたフレーム数 |
| 4 | 4回再送されたフレーム数 |
| 5 | 5回再送されたフレーム数 |
| 6 | 6回再送されたフレーム数 |
| 7 | 7回再送されたフレーム数 |
| 8 | 8回再送されたフレーム数 |
| 9 | 9回再送されたフレーム数 |
| 10 | 10回再送されたフレーム数 |
| 11 | 11回再送されたフレーム数 |
| 12 | 12回再送されたフレーム数 |
| 13 | 13回再送されたフレーム数 |
| 14 | 14回再送されたフレーム数 |
| 15 | 15回再送されたフレーム数 |
| 16 | 16回再送されたフレーム数 |
| EthProtoCacheHit | Ethernetプロトコルフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
| DSAPProtoCacheHit | LLC DSAPフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
| SNAPProtoCacheHit | SNAPフィールドの値がプロトコルキャッシュにヒットした回数 |
| RxFIFOOverrun | FIFOオーバーランによるパケット受信失敗回数 |
| RxTooFewBuffers | 受信バッファー不足回数 |
| BusError | バスエラーによるDMA転送中止回数 |
| Reset | 重大なエラーによりETHRecoverルーチンが呼ばれた回数 |
| LoadCAMFailure | CAMのロードに失敗した回数 |
| EthProtoCacheMiss | Ethernetプロトコルフィールドのキャッシュミス回数 |
| DSAPProtoCacheMiss | LLC DSAPフィールドのキャッシュミス回数 |
| SNAPProtoCacheMiss | SNAPフィールドのキャッシュミス回数 |
| TxFIFOUnderrun | FIFOアンダーランによるパケット送信失敗回数 |
| TxTooManyFragments | フラグメント過剰によるパケット送信失敗回数 |
| TxDescriptorAreaFull | 送信キューに未送信のフレームが大量に入っているため、Transmit Descriptor Areaの容量が不足した回数 |
| TxFrameTooLong | フレーム長がEthernetの規定をオーバーしたために送信できなかった回数 |
| TxLostInterrupt | パケット送信前にlost transmit interrupt timerがタイムアウトした回数 |
| LinkChanges | リンクステータス(Up/Down/Unknown)が変化した回数 |
| AutoNegCompletes | オートネゴシエーションを完了した回数 |
| MIIPhyDetectTransitions | コントローラーがトランシーバー存在情報の変化を検出した回数 |
| ReceiveCollisions | データ受信中にネットワーク上でレイトコリジョンを検出した回数 |
| ParallelDetFaults | オートネゴシエーション時にParallel Detection Faultを検出・報告した回数 |
| MIIManagementReadErrors | コントローラー・トランシーバー間で通信エラーが検出された回数 |
| InternalMacRxErrors | 内部エラーによるフレーム受信失敗回数 |
| FrameTooLongs | オーバーサイズフレーム受信数 |
| AlignmentErrors | アライメントエラー(ビットサイズが8の整数倍でない)とFCSエラーがあるエラーフレーム受信数 |
| FCSErrors | FCSエラーフレーム受信数(アライメントエラーなし) |
| Missed | バッファー容量不足、FIFOオーバーラン、受信側ディセーブルにより受信できなかったフレーム数 |
| UnwantedBroad | 受信ブロードキャストフレームのうち、上位プロトコルが未サポートだったものの数 |
| UnwantedMulticasts | 受信マルチキャストフレームのうち、上位プロトコルが未サポートだったものの数 |
| RxQueueLength | 受信パケットキューの長さ |
| InternalMacTxErrors | 内部エラーにより送信できなかったフレームの数 |
| DeferredTransmissions | メディア使用中のため送信が遅延したフレームの数 |
| SingleCollisionFrames | コリジョン1回発生後に送信されたフレーム数 |
| MultipleCollisionFrames | 複数回のコリジョン発生後に送信されたフレーム数 |
| LateCollisions | 512ビット以上送信してからコリジョンを検出した回数 |
| ExcessiveCollisions | 大量のコリジョンが発生したため送信されなかったフレームの数 |
| CarrierSenseErrors | 送信時のキャリアセンス喪失エラー |
| ExcessiveDeferrals | 遅延多発により送信できなかったフレームの数 |
| Last change at | インターフェースが現在の状態になった時刻(状態変化時のsysUpTimeで表す) |
| ifInOctets | 受信オクテット数 |
| ifHCInOctets | 未サポート |
| ifInUcastPkts | ユニキャストパケット受信数 |
| ifInNUcastPkts | マルチキャストパケット(ブロードキャストを含む)受信数 |
| ifExtnsMulticastsRxOKs | マルチキャストフレーム(ブロードキャストを除く)受信数 |
| ifExtnsBroadcastsRxOKs | ブロードキャストフレーム(マルチキャストを除く)受信数 |
| ifInDiscards | 受信後破棄パケット数 |
| ifInErrors | エラーパケット受信数 |
| ifInUnknownProtos | 未サポートプロトコルパケット受信数 |
| ifOutOctets | 送信オクテット数 |
| ifHCOutOctets | 未サポート |
| ifOutUcastPkts | ユニキャストパケット送信数 |
| ifOutNUcastPkts | マルチキャストパケット送信数 |
| ifExtnsMulticastsTxOKs | マルチキャストフレーム(ブロードキャストを除く)送信数 |
| ifExtnsBroadcastsTxOKs | ブロードキャストフレーム(マルチキャストを除く)送信数 |
| ifOutDiscards | 送信前破棄パケット数 |
| ifOutErrors | 送信前破棄パケット数(エラーによる) |
| ifOutQLen | 送信パケットキューの長さ |
| rxQueueLength | 受信パケットキューの長さ |
| 関連コマンド |
RESET ETH COUNTERS
SHOW ETH CONFIGURATION
SHOW ETH RECEIVE
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