[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

ADD FRAMERELAY DLC

カテゴリー：フレームリレー / DLC

ADD FRAMERELAY=fr-interface DLC=dlci [COMPRESSION={DEFAULT|ON|OFF}] [ENCAPSULATION={DEFAULT|IETF|CISCO}] [ENCRYPTION={DEFAULT|ON|OFF}]

fr-interface: フレームリレーインターフェース番号（0～63）
dlci: DLCI（0～1023）

フレームリレーインターフェースにDLCを手動で追加する。

このコマンドは、PVC状態確認手順（LMI）を使用していない場合に使う。LMI使用時（CREATE FRAMERELAYコマンドのLMISCHEMEパラメーターがNONE以外のとき）はDLCの手動設定はできない。

パラメーター

FRAMERELAY: フレームリレーインターフェース番号

DLC: フレームリレー論理パス番号（DLCI）

COMPRESSION: DLC上でFRF.9圧縮を使用するかどうか。DEFAULTは、フレームリレーインターフェースのDEFCOMPRESSIONパラメーターの値にあわせることを意味する。

ENCAPSULATION: DLC上で使用するエンキャプセレーション（フレームフォーマット）。IETF（IETFエンキャプセレーション。RFC1490）、CISCO（Cisco Systems社の独自エンキャプセレーション）、DEFAULT（フレームリレーインターフェースのDEFENCAPSULATIONパラメーターで設定されたエンキャプセレーション）のいずれかから選択する。

ENCRYPTION: DLC上でFRF.9拡張の暗号化を使用するかどうか。暗号化には暗号ボードが必要。DEFAULTは、フレームリレーインターフェースのDEFENCRYPTIONパラメーターの値にあわせることを意味する。

参考

RFC1490, Multiprotocol Interconnect over Frame Relay
Frame Relay Forum, Data Compression Over Frame Relay Implementation Agreement, FRF.9

PN: 613-001314 Rev.G