[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

ADD GRE TUNNEL

カテゴリー:GRE / 一般コマンド


ADD GRE TUNNEL REMOTE=ipadd [KEY={value|NONE}]

ipadd: IPアドレス
value: トンネル鍵(最高8桁の16進数で指定する。有効範囲は1〜FFFFFFFF)


GREトンネルを追加する。

GREトンネリングを行うには、本コマンドでGREトンネルを定義(対向ルーターのアドレスとトンネル鍵を指定)した後、ADD GREコマンドでGREフィルターを定義し、ADD IP INTERFACEコマンド、SET IP INTERFACEコマンドのGREパラメーターでIPインターフェースに適用する必要がある。



パラメーター

REMOTE: GREパケットの送信先アドレス。トンネルの終点となる対向ルーターのIPアドレスを指定する。ADD GREコマンドのTARGETパラメーターには、本パラメーターで指定したアドレスを指定しなくてはならない。

KEY: トンネル鍵の値を最高8桁の16進数で指定する。有効範囲は1〜FFFFFFFF。トンネル鍵を指定したときは、対向ルーターにも同じ値を指定すること。NONEを指定した場合および本パラメーターを省略した場合は、トンネル鍵を使わない。



対向ルーター2.2.2.2へのGREトンネルを定義する。トンネル鍵は16進数で「deadbeaf」とする。
ADD GRE TUNNEL REMOTE=2.2.2.2 KEY=deadbeaf



関連コマンド

ADD GRE
DELETE GRE
DELETE GRE TUNNEL
SET GRE
SET GRE TUNNEL
SHOW GRE
SHOW GRE TUNNEL



参考

RFC1701, Generic Routing Encapsulation (GRE)
RFC1702, Generic Routing Encapsulation over IPv4 networks


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