[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9

DUMP

カテゴリー:運用・管理 / 記憶装置とファイルシステム


DUMP [ADDRESS=address] [LENGTH=length] [SIZE={BYTE|WORD|LONG}] [SPACE={SD|SP|UD|UP|UR}]

address: メモリーアドレス(16進数)
length: バイト長(16進数)


メモリーの内容を16進ダンプする。



パラメーター

ADDRESS: ダンプ開始アドレス。省略時は前回ダンプした範囲の次のアドレスとなる。また、キーワードADDRESSだけを指定した場合は、前回と同じアドレスが対象となる。

LENGTH: ダンプするバイト数。16進数で指定する。省略時は前回と同じ値が使用される。

SIZE: データを何バイトずつまとめて表示するか。BYTE、WORD、LONGから選択する。省略時は前回と同じ値が使用される。なお、SIZEパラメーターは表示方法を指定するだけであり、ダンプするデータの量を指定するLENGTHパラメーターとは関係がない。LENGTHパラメーターは、SIZEパラメーターの指定にかかわらず、つねにバイト単位で指定する。

SPACE: ダンプ対象のCPUアドレス空間。UD(User Data)、UP(User Program)、UR(User Reserved)、SD(Supervisor Data)、SP(Supervisor Program)から選択する。



入力・出力・画面例

Manager > dump address=0 length=80 size=long
00000000  00021ee4 55551111 55551111 55551111              ....UU..UU..UU..
00000010  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000020  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000030  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000040  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000050  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000060  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..
00000070  55551111 55551111 55551111 55551111              UU..UU..UU..UU..



FF00番地から256バイトをワード単位でダンプする
DUMP ADDRESS=FF00 LENGTH=FF SIZE=WORD



備考・注意事項

本コマンドは、トラブルシューティング時など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。



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