[index] CentreCOM AR560S コマンドリファレンス 2.9
- 基本設定 - DNSキャッシュ - DHCPサーバー機能と組み合わせた設定例
DNSリレーは、本製品に対するDNSリクエストを、(実際の)DNSサーバーにリレーする機能です。クライアント側で本製品をDNSサーバーに指定しておけば、サーバーのアドレスが変更されても、本製品に設定されているサーバーアドレスを変更するだけですむため、管理・保守効率が向上します。
また、DNSキャッシュ機能を併用することにより、DNSサーバーへの問い合わせ回数を減らすことができます。
本機能は、DHCPサーバー機能と組み合わせて、本製品がDNSサーバーであるとクライアントに通知することにより、いっそう効果的な運用が可能となります。
基本設定 |
ADD IP DNS PRIMARY=192.168.10.5 ↓
ENABLE IP DNSRELAY ↓
DNSキャッシュ |
SET IP DNS CACHE SIZE=100 ↓
Note - キャッシュエントリーは100個当たり約30KBのメモリーを消費します。
SET IP DNS CACHE TIMEOUT=15 ↓
SHOW IP DNS ↓
SHOW IP DNS CACHE ↓
DHCPサーバー機能と組み合わせた設定例 |
ENABLE IP DNSRELAY ↓
ADD IP DNS PRIMARY=12.34.56.78 ↓
ENABLE DHCP ↓
CREATE DHCP POLICY=mynet LEASETIME=7200 ↓
ADD DHCP POLICY=mynet SUBNET=255.255.255.0 ROUTER=192.168.10.1 DNSSERVER=192.168.10.1 ↓
CREATE DHCP RANGE=myip POLICY=mynet IP=192.168.10.240 NUMBER=10 ↓
ADD IP DNS INT=ppp0 ↓
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