[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

bandwidth

モード: インターフェースモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御(OSPF)


(config-if)# bandwidth BANDWIDTH

(config-if)# no bandwidth


対象インターフェースのOSPFコスト計算用帯域幅値を設定する。
no形式で実行した場合は初期値に戻る。

本コマンドは、OSPFがインターフェースコストを自動計算するときに使う帯域幅の値を設定するものであって、対象インターフェースの実際の帯域幅を変更するのではない。


パラメーター

BANDWIDTH 帯域幅値。有効範囲は1bps〜10Gbps。次のいずれかの形式で指定する。単位文字は大文字小文字を区別しない。初期値は1Gbps
<1-10000000000> 単位を付けないときはbps
<1k-10000000k> 「k」を後置したときはKbps
<1m-10000m> 「m」を後置したときはMbps
<1g-10g> 「g」を後置したときはGbps


使用例

■ tunnel 0インターフェースのOSPFコスト計算用帯域幅を10Mbpsに設定する。

*Router(config)# interface tunnel 0
*Router(config-if)# bandwidth 10m


注意・補足事項

■ 本コマンドは物理インターフェース(gigabitEthernet 0〜1)に対しては実行できない。物理インターフェースのコスト計算用帯域幅値は、該当インターフェースの物理的な帯域幅に基づいて決定される。


コマンドツリー

interface (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- bandwidth(インターフェースモード)


関連コマンド

auto-cost reference-bandwidth(OSPFモード)
ip ospf cost(インターフェースモード)
show interface(非特権EXECモード)
show ip ospf database router(非特権EXECモード)
show ip ospf interface(非特権EXECモード)



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