[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

clock timezone

モード: グローバルコンフィグモード
カテゴリー: 運用・管理 / システム


(config)# clock timezone TIMEZONE OFFSET

(config)# no clock timezone


タイムゾーン(協定世界時(UTC)との時差)を設定する。
no形式で実行した場合は設定なしの状態(UTC)になる。
初期設定は「JST +9」(日本時間)。


パラメーター

TIMEZONE タイムゾーン名。タイムゾーンを表す32文字以内の任意の文字列(英字のみ使用可能)として指定する
OFFSET := [+|-]<0-23> [<0-59>]
指定したタイムゾーンとUTCの時差(最大23時間59分)。「時 分」、または、「時」のみで指定する。協定世界時(UTC)よりも進んでいるときは+、遅れているときは-を前置する(ただし、+は省略可)


使用例

■ タイムゾーンをUTCに設定する。

*Router(config)# no clock timezone


■ タイムゾーンを日本標準時(JST。UTCより9時間進んでいる)に戻す(初期設定)。

*Router(config)# clock timezone JST 9



注意・補足事項

■ 初期状態で日本時間(JST 9)に設定されているため、本コマンドの実行は通常不要。

■ 本製品をJST以外のタイムゾーンで使用する場合は、最初に本コマンドでタイムゾーンの設定を行い、その後clock setコマンドで時刻を設定すること。

clock setコマンドによる時刻設定は保存不要だが、本コマンドによるタイムゾーンの設定は保存が必要なので注意。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- clock timezone(グローバルコンフィグモード)


関連コマンド

clock set(特権EXECモード)
show clock(非特権EXECモード)



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