[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

default-information originate

モード: RIPモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御(RIP)


(config-router)# [no] default-information originate


RIP経路表にデフォルト経路(Network: 0.0.0.0/0, Next Hop: 0.0.0.0)を追加する。
no形式で実行した場合は、本コマンドで追加したデフォルト経路をRIP経路表から削除する(厳密には、no形式実行時に該当デフォルト経路を無効化(メトリック16)し、一定期間後に削除する)。


使用例

■ 自装置をネクストホップとするデフォルト経路をRIP経路表に追加し、他のRIPルーターに通知する。

*Router(config)# router rip
*Router(config-router)# default-information originate


■ 上記コマンドで設定したデフォルト経路をRIP経路表から削除する。

*Router(config)# router rip
*Router(config-router)# no default-information originate


注意・補足事項

■ すでにredistributeコマンドでスタティックなデフォルト経路を再通知するよう設定している場合(「redistribute static」)は、本コマンドを実行してもRIP経路表は変更されない。


コマンドツリー

router rip (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- default-information originate(RIPモード)


関連コマンド

redistribute(RIPモード)
show ip rip(非特権EXECモード)



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