[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5
モード: RIPモード
カテゴリー: IPルーティング / 経路制御(RIP)
(config-router)# [no] distribute-list LISTNAME {in|out} [IFNAME]
ディストリビュートリストを定義して、RIPパケットの送受信時に経路をフィルタリングするよう設定する。
no形式で実行した場合はディストリビュートリストの定義を削除する。
LISTNAME |
標準IPアクセスリスト名。破棄する経路エントリーをdeny、許可する経路エントリーをpermitするよう設定しておく | ||||
in|out |
ディストリビュートリストの適用方向。in(RIP経路の受信時)、out(RIP経路の送信時)から選択する | ||||
IFNAME |
IPインターフェース名。指定したインターフェースで送受信されるRIP経路だけをディストリビュートリストの対象にしたい場合に指定する。省略時はすべてのインターフェースに適用される |
■ vlan 1からは10.0.0.0/8の範囲におさまる経路をRIPで送信しないよう設定する。
*Router(config)# access-list ip standard nonet10 ↓ *Router(config-acl-ip)# deny 10.0.0.0/8 ↓ *Router(config-acl-ip)# permit any ↓ *Router(config-acl-ip)# exit ↓ *Router(config)# router rip ↓ *Router(config-router)# distribute-list nonet10 out vlan 1 ↓ |
■ 「PREFIX」(大文字小文字を区別しない)という名前の標準IPアクセスリストは指定できない。
router rip (グローバルコンフィグモード)
|
+- distribute-list(RIPモード)
access-list ip standard(list)(グローバルコンフィグモード)
show ip protocols rip(非特権EXECモード)
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