[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

dns-server

モード: DHCPv6モード
カテゴリー: IP付加機能 / DHCPv6サーバー


(dhcp6-config)# [no] dns-server <X:X::X:X>


DHCPv6クライアントに通知するDNSサーバーアドレス(オプションコード23)を指定する。
no形式で実行した場合は、指定したDNSサーバーアドレスの情報を削除する。
初期状態は未設定。


パラメーター

X:X::X:X DNSサーバーのIPv6アドレス
interface IFNAME インターフェース名。指定したインターフェースのIPv6アドレスをDNSサーバーアドレスとして通知する


使用例

■ DNSサーバーのIPv6アドレスとして2001:1000::16、2001:1000:1fの2つを通知するよう設定する。

*Router(dhcp6-config)# dns-server 2001:1000::16
*Router(dhcp6-config)# dns-server 2001:1000::1f


■ DNSサーバーのIPv6アドレス2001:1000::16を通知しないよう設定する。

*Router(dhcp6-config)# no dns-server 2001:1000::16


■ DNSサーバーのIPv6アドレスとしてvlan 1インターフェースのアドレスを通知するよう設定する。これはvlan 1のIPv6アドレスが、RAの受信やDHCPv6クライアント機能によって動的に決まる環境を想定した設定。

*Router(dhcp6-config)# dns-server interface vlan 1


注意・補足事項

■ DNSサーバーのIPv6アドレスは8つまで設定できる。複数設定する場合は、本コマンドを必要な回数だけ実行すればよい。


コマンドツリー

ipv6 dhcp pool (グローバルコンフィグモード)
    |
    +- dns-server(DHCPv6モード)


関連コマンド

show ipv6 dhcp pool(非特権EXECモード)



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