[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.1.5

ファイアウォール / UPnP


基本設定


本製品は、Universal Plug and Play Architecture Version 1.0で規定されているInternet Gateway Device (IGD) 1.0のうち、下記の機能をサポートしています。

基本設定

UPnPを使用するための基本設定を示します。

UPnPの外部接続用インターフェースとして指定可能なインターフェースは下記のとおりです。
Note - 外部接続用インターフェースは1つしか指定できません。

UPnPはダイナミックENAT(ダイナミックNAPT)との併用が前提の機能であるため、ここではダイナミックENATの設定も示していますが、その他の設定(PPPoE接続やLAN側IPアドレスなど)はすんでいるものと仮定しています。
Note - ダイナミックENATについては、「ファイアウォール」の「IP NAT」をご覧ください。

  1. グローバル側インターフェースに対し、ダイナミックENATルールを設定します。これには、ip napt insideコマンドを使います。

    *Router(config)# interface gigabitEthernet 0.1
    *Router(config-pppoe-if)# ip napt inside any
    *Router(config-pppoe-if)# exit
    


  2. UPnP機能を有効にします。これには、upnp-igd enableコマンドを使います。

    *Router(config)# upnp-igd enable
    


  3. UPnP機能の外部接続用インターフェースを指定します。これには、upnp-igd external-interfaceコマンドを使います。
    このコマンドでは、ダイナミックENATのグローバル側インターフェースを指定してください。

    *Router(config)# upnp-igd external-interface gigabitEthernet 0.1
    

設定は以上です。


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