[index] CentreCOM ARX640S コマンドリファレンス 5.0.1

interface tunnel

モード: グローバルコンフィグモード --> トンネルインターフェースモード
カテゴリー: インターフェース / トンネルインターフェース


(config)# [no] interface tunnel <0-1023>


トンネルインターフェースを作成し、該当トンネルインターフェースの設定を行うトンネルインターフェースモードに移行する。
no形式で実行した場合は、指定したトンネルインターフェースを削除する。この場合は、グローバルコンフィグモードのまま移動しない。

本コマンドで作成したトンネルインターフェースを利用可能な状態にするには、最低限次の設定が必要。

  1. トンネルの動作モードを指定(tunnel modeコマンド)

  2. 動作モードによって次の設定を行う


  3. トンネルインターフェースにトンネリング対象プロトコル(内側プロトコル)のルーティングまたはブリッジング設定を追加
作成直後のトンネルインターフェースは無効なので、使用前に有効化すること(shutdownコマンドをno形式で実行する)。


パラメーター

<0-1023> トンネルインターフェース番号。本コマンドで作成したトンネルインターフェースのインターフェース名は「tunnel X」となる(ここで指定した番号がXの部分に入る)


使用例

■ トンネルインターフェースtunnel 1を作成する。

*Router(config)# interface tunnel 1
*Router(config-if-tunnel)# 


■ トンネルインターフェースtunnel 1を削除する。

*Router(config)# no interface tunnel 1
*Router(config)# 


注意・補足事項

■ トンネルインターフェースモードでは、下記「コマンドツリー」記載のコマンドに加え、インターフェースモードのコマンドも実行できる。インターフェースモードのコマンドについては、interfaceコマンドのページを参照のこと。


コマンドツリー

configure terminal (特権EXECモード)
    |
    +- interface tunnel(グローバルコンフィグモード)
         |
         +- tunnel destination(トンネルインターフェースモード)
         +- tunnel dfbit(トンネルインターフェースモード)
         +- tunnel mode(トンネルインターフェースモード)
         +- tunnel policy(トンネルインターフェースモード)
         +- tunnel source(トンネルインターフェースモード)


関連コマンド

interface(グローバルコンフィグモード)
show interface(非特権EXECモード)
show ipv6 interface(非特権EXECモード)
shutdown(インターフェースモード)



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