locate

モード: AMF事前設定EXECモード
カテゴリー: アライドテレシスマネージメントフレームワーク(AMF) / コマンド


[atmf-provision]# locate


対象ノードの事前設定データ領域(ディレクトリー)にカレントディレクトリーを移動する。

Note
対象ノードはatmf provision nodeコマンドでAMF事前設定EXECモードに入るときに指定します。

本コマンドはマスターでのみ有効。


使用例

■ 新規ノードESW232用の事前設定データ領域(ディレクトリー)にカレントディレクトリーを移動する。

SBx81# atmf provision node ESW232
SBx81[atmf-provision]# create
SBx81[atmf-provision]# pwd
flash:
SBx81[atmf-provision]# locate
SBx81[atmf-provision]# pwd
usb:/atmf/AMF001/nodes/ESW232/flash

■ 事前設定の開始時に、atmf provision nodeコマンドのdeviceパラメーターで機種を指定した場合は、次のようにデータ領域(ディレクトリー)が機種ごとに作成される。
SBx81# atmf provision node ESW232 device x230
SBx81[atmf-provision]# create
SBx81[atmf-provision]# pwd
flash:
SBx81[atmf-provision]# locate
SBx81[atmf-provision]# pwd
usb:/atmf/AMF001/nodes/ESW232/x230

■ 前項はバックアップ先としてUSBメモリーを使用している場合の例だが、バックアップ先としてSSHサーバーを使用している場合も同じ操作が可能。
SBx81# atmf provision node ESW232
SBx81[atmf-provision]# create
SBx81[atmf-provision]# pwd
flash:
SBx81[atmf-provision]# locate
SBx81[atmf-provision]# pwd
fserver:/atmf/AMF001/nodes/ESW232/flash
// サーバー上のディレクトリーを示す特殊なデバイス名「fserver」が使われている点に注意。


注意・補足事項

■ カレントディレクトリーをフラッシュメモリーに戻すには、「do cd flash」を実行すればよい。

■ 本コマンドは、複数ノードを対象とするワーキングセットプロンプト(atmf working-set)では実行できない。1台のノードだけを対象とするワーキングセットプロンプトから実行すること。

■ AMFのバックアップ先としてSSHサーバー(atmf backup server)を設定している場合、サーバー上のバックアップディレクトリーには、特殊なデバイス名「fserver」を使うことでローカルファイルと同じようにアクセスできる。なお、SSHサーバーは2台まで設定できるが、その場合「fserver」で直接アクセスできるのはメインとして使われている1台だけ。fserverデバイス上のファイルを変更したときや、AMF事前設定EXECモードのコマンドで事前設定データの作成・削除・変更を行ったときは、atmf backup synchronizeコマンドを実行して、2台のサーバー間でデータを同期すること。


コマンドツリー

atmf provision node (特権EXECモード)
    |
    +- locate(AMF事前設定EXECモード)

関連コマンド

atmf provision(インターフェースモード)
atmf provision node(特権EXECモード)
clone(AMF事前設定EXECモード)
configure boot config(AMF事前設定EXECモード)
configure boot system(AMF事前設定EXECモード)
create(AMF事前設定EXECモード)
delete(AMF事前設定EXECモード)
license-cert(AMF事前設定EXECモード)
cd(特権EXECモード)
pwd(特権EXECモード)
show atmf provision nodes(特権EXECモード)



(C) 2021 - 2022 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002993 Rev.D