インストール/AT-SESCのインストール


仮想環境にインストールする際のご注意
VMware vSphere ESXi 5.5(Hypervisor)
VMware vSphere ESXi 6.0(Hypervisor)
VMware vSphere ESXi 6.5(Hypervisor)
Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V
Microsoft Windows Server 2016 Hyper-V


次の手順でSDNコントローラー(AT-SESC)をインストールしてください。

Note
仮想環境にインストールする場合は、この章の最後の「仮想環境にインストールする際のご注意」を参照してください。
  1. PCサーバーにモニター、キーボードを接続します。
  2. PCサーバーとモニターの電源をオンにして、AT-SESCのインストールDVDをDVDドライブに挿入します。
    Note
    PCサーバーをDVDでブートさせる方法は、ご使用になるPCサーバーのマニュアルを参照してください。
    なお、AT-SESCインストーラーはUEFIによるブートをサポートしていません。PCサーバーのブートローダーは従来のBIOSモードに設定してください。
  3. モニターに次の画面が表示されたら、「Install AT-SESC」を選択してEnterキーを押します。
    Note
    Enterキーを押すとインストールが始まり、PCサーバーのHDDの内容は消去されます。

    「Start Recovery Mode」を選択すると、システム設定ファイルの削除やIPアドレスの再設定などを行う「リカバリーモード」が実行されます。詳しくは、付録「リカバリーモード」をご覧ください。

  4. インストールが始まり、進捗が表示されます。

  5. インターフェース選択画面が表示されます。
    複数のインターフェースがある場合は複数が表示されます。

    マネージメントインターフェースとして利用するインターフェースを選択し、「OK」を選択します。
    Note
    マネージメントインターフェースに指定しなかったインターフェースは、インストール終了後、GUIで設定します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェースの設定を行わず、システムを再起動します。

    ネットワークインターフェースが発見されなかった場合は、インターフェースの設定を終了し、システムを再起動します。

  6. 管理画面へのアクセスを行うためのIPアドレスを設定します。

    PCサーバーのインターフェースに設定するIPアドレスを入力し、「OK」を選択します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
    Note
    間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
    Note
    あらかじめ、設定するIPアドレスが使用されていないことをご確認ください。設定されたIPアドレスが既に使用されている場合、AT-SESCを再起動後、インターフェースが無効になり、GUIへのアクセスができなくなります。この場合、インストール手順を最初からやり直すか、リカバリーモードによるIPアドレスの再設定を行う必要があります。
  7. サブネットマスクを設定します。

    サブネットマスクを入力し、「OK」を選択します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。
    Note
    間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
  8. デフォルトゲートウェイを設定します。

    デフォルトゲートウェイを入力し、「OK」を選択します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。

    Note
    間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
  9. プライマリーDNSサーバーアドレスを設定します。

    プライマリーDNSサーバーアドレスを入力し、「OK」を選択します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。

    Note
    間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
  10. セカンダリーDNSサーバーアドレスを設定します。

    セカンダリーDNSサーバーアドレスを入力し、「OK」を選択します。
    「Cancel」を選択すると、インターフェース選択画面に戻ります。

    Note
    間違った形式のアドレスを入力した場合はインターフェース選択画面に戻ります。
  11. 設定を確認します。

    ここまでの手順で設定した内容が画面に表示されますので、変更がなければ「Correct」を選択します。
    変更が必要な場合は、「Modify」を選択してインターフェース選択画面に戻ります。

  12. インストールが終了しました。
    DVDを取り出してEnterキーを押し、PCサーバーを再起動します。


  13. PCサーバーは再起動し、AT-SESCとして動作を開始します。
    これ以降の設定は、設定用コンピューターのWebブラウザーで行います。キーボードやモニターは特に必要ではありません。

    Note
    AT-SESCは、第三者が触れることができない場所に設置してください。


仮想環境にインストールする際のご注意

AT-SESCを仮想環境にインストールする場合は、下記の設定を満たす仮想マシンを作成してください。

VMware vSphere ESXi 5.5(Hypervisor)


VMware vSphere ESXi 6.0(Hypervisor)


VMware vSphere ESXi 6.5(Hypervisor)


Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V


Microsoft Windows Server 2016 Hyper-V




(C) 2015-2018 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-002214 Rev.H