[index] AT-SecureEnterpriseSDN Controller リファレンスマニュアル 1.5.0
ここでは、AT-SESCによる端末管理の基本となる、手動によるデバイスの登録手順を説明します。
手動によってデバイスを登録する場合は、事前に、登録するデバイスが持つインターフェースのMACアドレスを確認しておく必要があります。
NoteデータパスIDはOpenFlowスイッチごとに異なる値が設定されるため、変更する必要はありません。
スイッチ ID(必須項目) | x230-18GT(変更なし) | OpenFlowスイッチの名称です。 既に使用されているスイッチIDを設定することはできません。 スイッチIDは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 ここでは「ハードウェア情報」の「x230-18GT」が自動入力されます。 |
Datapath ID(必須項目) | (変更なし) | OpenFlowスイッチのデータパスID(OpenFlowコントローラーが使用する識別子)です。 通常はOpenFlowスイッチのMACアドレスをもとに自動設定、またはOpenFlowスイッチ側で手動設定した値が表示されるため、変更する必要はありません。自動設定されるデータパスIDはOpenFlowスイッチのMACアドレスの先頭にゼロを補完した16桁の16進数になります。 なお、同じデータパスIDは複数登録できません。 |
アップストリーム ポート | port1.0.7(変更なし) | OpenFlowスイッチのアップストリームポートを設定します。 アップストリームポートは1つの装置につき1つのみ登録できます。 ポートの指定は、ポート名とOpenFlowポート番号のどちらも使用できます。 |
備考 | #1Fスイッチ | このOpenFlowスイッチの追加説明やコメントを記載できます。 備考は最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
NoteAT-SESCとOpenFlowスイッチとでデータパスIDが一致していない場合は、OpenFlowポートでのパケット転送が停止します。
ネットワーク ID(必須項目) | 営業部 | ネットワークの名称です。 既に使用されているネットワークIDを設定することはできません。 ネットワークIDは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
VLAN ID(必須項目) | 123 | ネットワークのVLAN IDを設定します。既に登録済みのVLAN IDを別のネットワークに割り当てることはできません。 VLAN IDに0を設定するとVLANタグを付与しません。これはネットワーク設定を行わない状態と同じ動作になります。 VLAN IDの設定範囲は0~4094です。 |
備考 | 営業ネットワーク | このネットワークの追加説明やコメントを記載できます。 備考は最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
ロケーション ID(必須項目) | 1F | ロケーションの名称です。 既に使用されているロケーションIDを設定することはできません。 ロケーションIDは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
備考 | 1Fエリア | このロケーションの追加説明やコメントを記載できます。 備考は最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
スケジュール ID(必須項目) | 入社 | スケジュールの名称です。 既に使用されているスケジュールIDを設定することはできません。 スケジュールIDは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
開始日時 | 20XX-03-01 00:00:00 | デバイスがネットワークに接続可能になる日時を設定します。 カレンダーコントロールからの入力、または、手入力で日時を変更できます。入力形式は年月日はYYYY-mm-dd、時間はHH:MM:SSの形式です。 |
終了日時 | (空欄) | デバイスがネットワークに接続不可能になる日時を設定します。 カレンダーコントロールからの入力、または、手入力で日時を変更できます。入力形式は年月日はYYYY-mm-dd、時間はHH:MM:SSの形式です。 |
備考 | 3月入社 | このスケジュールの追加説明やコメントを記載できます。備考は最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
Noteセキュリティーポリシーを空欄にしたままデバイスを登録すると、デバイスは一時的にタグなしVLANに接続されます。既に利用者に配備済みのデバイスを登録する場合は、本ページに記載するように、デバイス情報の入力からセキュリティーポリシーの適用までを、一度に設定することをおすすめします。
デバイス ID(必須項目) | Device_1 | AT-SESCに登録するデバイスのIDです。 既に使用されているデバイスIDを設定することはできません。 デバイスIDは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
タグ | User_A | デバイスIDとは別に、管理者がデバイスを識別しやすくするための名前として、タグを入力します(デバイスの利用者の名前など)。 タグは最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
備考 | 営業部所属 | 登録するデバイスに対して追加の説明やコメントがある場合に登録します。 備考は最大255文字で、英数字、記号以外に日本語も使用できます。 |
Note登録されていないデバイスに対して一時利用を許可するVLANセグメントを設定することもできます。この場合、別途、「グループ」/「未認証グループ追加」画面で未認証グループの設定を行う必要があります。
NoteタグなしVLANにアクセス可能な場合、OpenFlowスイッチと接続する上位のスイッチの設定によっては、デバイスからコントロールプレーン上の機器に対して接続できてしまうことがあります。
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