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ネットワークの構築
Web設定画面へのログイン



ネットワークの構築

以下に、最も簡単なネットワーク構成の例を示します。
Note
OpenFlowスイッチの設定方法については、付録「OpenFlowスイッチのセットアップ」を参照してください。

  1. AT-SESCとOpenFlowスイッチを繋ぐコントロールプレーンで、互いにIPv4通信が可能なネットワークを構成します。
    Note
    AT-SESCとOpenFlowスイッチが別セグメントの構成も可能です。

  2. OpenFlowスイッチに対し、OpenFlowコントローラーと通信するための設定として、AT-SESCのIPv4アドレスと待ち受けポート番号(初期設定は6653)を設定します。

    表 1:OpenFlowスイッチのOpenFlowコントローラー設定
    IPv4アドレス AT-SESCインストール時に設定したIPv4アドレス
    ポート番号 6653(初期設定)


  3. OpenFlowスイッチ側で、OpenFlowポートの有効化など、必要な各種設定を行います。
    OpenFlowスイッチには、AT-SESCが「アップストリームポート」と「クライアントポート」を割り当てるために、最低2つのOpenFlowポートを設定する必要があります。
    Note
    無線LANアクセスポイントでは、有線インターフェースと無線インターフェースがそれぞれデータプレーンポートとしても動作します。
  4. AMFマスターに対し、AT-SESCと通信するための設定として、AT-SESCのIPv4アドレスを設定します。
  5. AMFマスターおよびAMFメンバー側で、AMFアプリケーションプロキシーの有効化など必要な各種設定を行います。

Web設定画面へのログイン

AT-SESCの設定はWebブラウザーから行います。
  1. 設定用コンピューターとAT-SESCが正しく接続されていることを確認し、Webブラウザーを起動します。
  2. Webブラウザーの「アドレス」にAT-SESCのURLを入力し、「Enter」キーを押します。
    Note
    初期設定のURLは、「https://(AT-SESCのIPv4アドレス)/」です。
  3. 「この Web サイトのセキュリティ証明書には問題があります。」という警告が表示されます。「このサイトの閲覧を続行する (推奨されません)。」をクリックしてください。
    なお、信頼できる認証局が発行したSSLサーバー証明書を取得している場合は、ログイン後、「システム設定」/「システム情報」画面の「SSL証明書」でAT-SESCにSSLサーバー証明書を登録することができます。

  4. ログイン画面が表示されます。「アカウント名」と「パスワード」を入力して、「OK」をクリックしてください。
    入力したパスワードは、「●」で表示されます。
    Note
    初期設定の「アカウント名」は「manager」、「パスワード」は「friend」です。

  5. Web設定画面が表示されます。
    Note
    各画面で何も操作しない状態が10分続くと、自動的にログアウトされ設定画面に操作を加えようとするとログイン画面が表示されます。



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