クイックツアー/AT-SESCによるOpenFlowの認証の流れ


AT-SESCは、管理下のOpenFlowスイッチからの問い合わせに対して認証を実施します。

OpenFlowスイッチがAT-SESCに対して問い合わせを行うまでの流れは以下になります。

  1. OpenFlowスイッチが、デバイスから何かパケットを受信する

  2. OpenFlowスイッチは、パケットの送信元MACアドレスに対してのフローエントリーが登録されているか確認する。該当するフローエントリーが存在する場合、OpenFlowスイッチはフローエントリーに従ってパケットを送信する

  3. 該当するフローエントリーがない場合、OpenFlowスイッチはAT-SESCに問い合わせを行うパケット(PACKET_IN)を送信する

AT-SESCはOpenFlowスイッチから受信した問い合わせのパケット(PACKET_IN)に記録されたデバイスのMACアドレスに対して認証プロセスの確認を実施し、接続/隔離先のネットワークを決定、または破棄を決定し、OpenFlowスイッチにフローエントリーを設定します。

AT-SESCの認証プロセスは、大別して、デバイス認証データ、未認証グループ、アクションの3つが存在します。


デバイスの処理は、アクション、デバイス認証データ、未認証グループの順に行われます。

デバイスIDを条件にアクション、デバイス認証データ、未認証グループを設定している場合の例を示します。
次のように、アクションとデバイス認証データのセキュリティーポリシーに両方とも一致する場合、アクションが定義する処理が適用され、デバイス認証データの処理は行われません。




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