付録/OpenFlowスイッチのセットアップ
この節では、OpenFlowスイッチをAT-SESCによるネットワーク運用・管理に対応させるためのセットアップ手順について記載します。
AlliedWare Plusスイッチ
AlliedWare Plusでは、多岐にわたる機能を提供しています。
AlliedWare Plusが動作するスイッチをOpenFlowスイッチとして正しく動作させるためには、OpenFlowスイッチのIPアドレス、OpenFlowコントローラーのIPアドレスなどの一般的なOpenFlowスイッチに必要とされる最低限の初期設定のほかにも、いくつか必ず設定すべき項目があります。
準備
OpenFlowライセンスを用いてAT-SESCによる管理機能を利用するには、以下の準備が必要です。
- OpenFlowライセンス対応ファームウェア(ファームウェアバージョン5.4.6以上)のインストール
- OpenFlowライセンスの適用
AlliedWare PlusスイッチをOpenFlowスイッチとして使用する際の詳細な手順やコマンドについては、各スイッチ製品のコマンドリファレンスに記載されています。
また、AT-SESCによる管理の対象となるAlliedWare Plusスイッチについての最新情報は、AT-SESCおよび当該AlliedWare Plusスイッチのリリースノートにて公開しております。
各製品のコマンドリファレンスおよびリリースノートは弊社ホームページにて公開、または保守契約者向けページに掲載されています。
AT-TQシリーズ無線LANアクセスポイント
AT-SESCによる管理の対象となる無線アクセスポイントを次に記します。
- AT-TQ4000シリーズ:AT-TQ4600、AT-TQ4400
またAT-SESCによる管理を行うにあたり、対象無線アクセスポイントと合わせて、対応する以下のライセンスが必要となります。
- AT-TQ4000-FL15:AT-TQ4600/AT-TQ4400用OpenFlowライセンス
準備
OpenFlowライセンスを用いてAT-SESCによる管理機能を利用するには、OpenFlowライセンス対応ファームウェアのインストールが必要です。
AT-TQシリーズ無線LANアクセスポイントをOpenFlow機器として使用する際の詳細な手順については、該当製品の「AT-SecureEnterpriseSDN Controller対応 セットアップガイド」に記載されています。
上記セットアップガイドは弊社ホームページにて公開されています。
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