対応OS/動作環境について
Q.1
X Vision 対応 OS はなんですか?
A.1
Windows 95/98/2000/Me および Windows NT3.51/4.0になります。
Q.2
X Vision Cubic の対応 OS はなんですか?
A.2
Windows 95/98/2000/Me および WindowsNT4.0 になります。残念ながらWindowsNT3.51 には対応しておりません。
Q.3
Windows98 Second Edition にも対応していますか?
A.3
はい、対応しております。
Q.4
Windows2000 に対応してますか?
A.4
はい、対応しております。
Q.5
WindowsNT でサービスパック( Service Pack )はいくつ以上が動作条件ですか?
A.5
WindowsNT3.51
−−
Service Pack 5 以上
WindowsNT4.0
−−
Service Pack 4 以上
になります。
Q.6
Windows 3.1 でも動作しますか?
A.6
残念ながら動作いたしません。
Q.7
MS-DOS上からX Vision を起動することは出来ますか?
A.7
残念ながら出来ません。
Q.8
CPU スペックはどれくらいが目安になりますか?
A.8
Pentium 以上の CPU を推奨(OS の使用要件に依存します)しております。 ※X Vision Cubic をご使用の場合は、Celeron 466MHz 以上を推奨します。
Q.9
必要メモリ容量の目安は?
A.9
OS の使用要件に依存しますが、概ね以下の通りです。
Windows95/98
−−
16MB以上(推奨は、64MB以上)
Windows98SE
−−
24MB以上(推奨は、96MB以上)
WindowsNT/2000/Me
−−
32MB以上(推奨は、128MB以上)
Q.10
ディスク容量はどれくらい必要ですか?
A.10
標準構成でセットアップしますと 25MB 以上必要になります。
Q.11
サポートしているネットワークプロトコルはなんですか?
A.11
各Windows OS 標準の TCP/IP プロトコルスタックになります。 TCP/IP 以外の標準プロトコルはサポートしておりません。
仕様について
Q.12
X Vision で X アプリケーションが使用するデフォルトポート番号は?
A.12
X Vision
UNIX
X プロトコル接続
x(6000)/tcp
any port/tcp
リモート実行時
any port/tcp
rexec (512/tcp) rlogin (513/tcp) rsh (514/tcp) telnet (23/tcp)
XDMCP接続時
any port/udp
xdmcp (177/udp)
フォントサーバー接続
any port/tcp
font server[X11R5]→7000/tcp font server[X11R6]→7100/tcp
Visionサービスの印刷有効時 (リモート印刷時)
any port/tcp
lpd (515/tcp)
Visionサービスの印刷有効時(ローカル印刷時)
lpd (515/tcp)
any port/tcp
Unix プログラムの実行・登録で参照した時など
any port/udp
ftp (20,21/tcp)
インストールについて
Q.13
インストール時に入力する番号は?
A.13
インストール時にはライセンスを確認するため3種類の番号を入力していただきます。 (1)Serial Number (S/N:シリアル番号) (2)Authentication Key (A/K:認証キー) (3)License Number (L/N:ライセンス番号) ※バージョンアップ版をご購入のお客様は、(1)と(2)は旧製品の該当番号を入力し、パッケージに同梱されている(3)の番号を使用し、入力してください。 なお上記番号を紛失および忘却された場合、いかなる理由においても当社では再発行は致し兼ねますので、ご了承ください。また同様にお調べすることも致しませんので、番号は大切に保管していただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
Q.14
SETUP.EXE を実行し、青いバーが100% になったあと、次の画面に移行しません。
A.14
これはモジュールを解凍しているために時間がかかっております。多少時間がかかりますが、画面が切り替わるまでそのままお待ちください。
Q.15
インストールに失敗してしまいます。
A.15
テンポラリディレクトリおよびディスク空き容量をご確認ください。通常はテンポラリディレクトリは OS インストールドライブになりますので、ドライブの空き容量が約10MB 以上あるかをご確認ください。
Q.16
パソコンで使用しているシリアル番号、認証キー、ライセンス番号を確認することはできますか?
A.16
次の手順でパソコンで使用しているライセンス情報を確認することができます。
「コントロールパネル」−「XVisionプロファイル」を開きます。
「一般」タブ内で「XVision」プロファイルを選択します。
「診断」−「診断ツール」−「XVision」を選択します。
画面左「共通設定」内の「CentreNET X Visionのライセンスの形態」を選択する。
画面右側に ライセンス情報が表示されます。
一般的な運用時の問い合わせ
Q.17
TCP-Unix」トランスポートが”Unavailable”になってしまいました。
A.17
X Vision がインストールされているマシンが存在するサブネット内に UNIX ホストが存在しない場合に Unavailable になってしまいます。この場合、XVision サーバーやVT420エミュレータが実行できなくなります。
Q.18
ウインドウマネージャを終了しますが、再度ログイン画面が表示されます。ウインドウマネージャ終了時にあわせてアプリケーションを終了させることができますか?
A.18
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
ご使用になられているプロファイルを選択し「サーバ」タグを選択します。
「最後のクライアントの終了とともに X サーバを閉じる」にチェックを入れます。
「 OK 」ボタンを押して設定を保存します。
次回このプロファイルを使うことで、ウインドウマネージャ終了時にアプリケーションを終了させることができます。
Q.19
Windows起動時にサービスを起動させたくありません。
A.19
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”スタート”−”設定”−”コントロールパネル”の”XVisionプロファイル”を選択します。
”共通”の中の「Windows起動時にXVisionをロードする」のチェックを外してください。
Q.20
NEC PC-98 NX シリーズで USB キーボードで使う場合のキーボードマップは何を選択すればいいのですか?
A.20
106 日本語キーマップ”で対応できますので、UNIX OSに合わせ「106. xxxx」を選択してください。
例)UNIX OSがSolaris の場合
106.SUN SPARC Stationシリーズ用を選択します。
フォントサーバーについて
Q.21
フォントサーバーを使用した際のX Vision側の設定方法は?
A.21
一例として Solaris2.5/2.51 使用した際について記載いたします。
通常X Visionの標準インストールでは、以下の6つのフォントがインストールされます。
misc
75dpi
100dpi
oriental
global aliases
windows fonts
これらに「追加」で”「Font server fonts」として、tcp/xxx:7100”(※)を追加します。 ※xxxにはサーバー名(ホスト名もしくはIPアドレス)が入ります。また7100はポート番号を表しており、サーバー環境によって適宜番号を変更してください。
CDE環境について
Q.22
CDE環境へのログイン方法
A.22
以下の手順を確認および設定してください。
@「シングルウィンドウモード」にします。
”スタート”−”設定”−”コントロールパネル”の”XVisionプロファイル”を選択します。
”一般”タブの”XVisionプロファイル”を選択します。
”ディスプレイ”タブのディスプレイモードで”シングルウィンドウ”ボタンにチェックを入れます。
AXDMCPの指定
”セキュリティ”タブを選択します。
”XDMCP”にチェックを入れ、モードを”ブロードキャスト”もしくは”ダイレクト”を選択します。 *)ダイレクトを選択した場合は、”ホスト”に接続先ホスト名(IPアドレス)も入力します。
Bキーボード設定
”デバイス”タブを選択します。
”キーボード”−”キーボードマップ”からご使用UNIXのキーボード種別を選択します。
.
Q.23
Solaris(2.6まで)の XDM で CDE 環境ログイン後、OpenWindow 環境が日本語になりません。
A.23
次の手順で環境ファイルを編集してみてください。
ホスト側の /usr/openwin/lib/Xinitrc をログインユーザーのホームディレクトリに.xinitrc と名前を付け、コピーします。
コピーした.xinitrcをエディター等で開き、以下の部分を追加記述します。 LANG=ja, export LANG←追加記述 $OPENWINHOME/lib/openwin -sys ・ ・
設定を保存した後に、再度 Xサーバを再起動してください。
X アプリケーションについて
Q.24
X アプリケーションが起動しません。どうしたらよいでしょうか?
A.24
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「カラー」タブを選択します。
「ディスプレイビジュアル」ボックスで、”デフォルトのビジュアルクラスを固定する”にチェックを入れ、「デフォルトビジュアル」を”Pseudo Color”もしくは”True Color”に設定してみてください。
3.で”Pseudo Color”を選択した場合は、「カラーオプション」ボックスの”Windows のシステムカラー”のチェックを外します。
Q.25
OpenGL に対応しているアプリケーションを起動すると、GLX 拡張に関するエラーが表示されてしまいます。
A.25
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「サーバ」タブを選択します。
”拡張機能”−”エクステンション”の中の「 GLX 」にチェックを入れてください。
Q.26
VT420 エミュレータでホストへ接続できない。
A.26
ホストへの接続方法が、”rlogin”なのか”telnet”なのかを確認し、その接続方法をホスト側でサポートしているかをご確認ください。クライアント側がどの接続方法でホストに接続しに行っているかは、以下の項目で確認できます。
”コントロールパネル”−”Vision コミュニケーション”の「トランスポート」を選択します。
”TCP−Unix”を選択し、プロパティを開きます。
”拡張機能”を選択し、一覧の「Terminal Connection 」の項に表示されています。
グラフィックに関する問い合わせ
Q.27
CAD / CAM 関係のアプリケーションを使用していると、表示がおかしくなる時がある。
A.27
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「サーバ」タブを選択します。
「バッキングストア」を有効にし、”状況”を「使用可能」にします。
同様に「グラフィック」タブを選択します。
「グラフィックキャッシュ」を”無制限”に設定します。
「グラフィックパフォーマンス」を”常にMITの標準描画機構を使用する”に変更します。
Q.28
背後にあるウィンドウをアクティブにした際に描画されない。
A.28
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「サーバ」タブを選択します。
「バッキングストア」を有効にし、”状況”を「マップされた時」にします。
Q.29
画面の色が反転してしまう。
A.29
以下の設定を行い、動作確認をしてください。 ※以下の設定を行う前に、Windows の表示色設定を「 High Color 」もしくは「 True Color 」になっていることをご確認ください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「カラー」タブを選択します。
「ディスプレイビジュアル」ボックスで、”デフォルトのビジュアルクラスを固定する”にチェックを入れ、「デフォルトビジュアル」を”Pseudo Color”に設定します。
「カラーオプション」ボックスの”プライベートカラーマップを使用”のチェックが入っていることを確認してください。
Q.30
タイトルバーを表示させないようにしたい。
A.30
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「X Visionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「サーバ」タブを選択します。
オプションの中の「クリーンモード」にチェックを入れてください。
Q.31
_MOTIF_DRAG_WINDOW とエラーが表示される。
A.31
以下の設定を行い、動作確認をしてください。
”コントロールパネル”−”Vision プロファイル”の中から「XVisionプロファイル」を選択します。
開いたウィンドウの「Xサーバのリセットを許可」にチェックを入れてください。
Linux / FreeBSD について
Q.32
UNIX プログラムの登録/実行/一覧」機能を使用し、Linux / Free BSD に接続して X アプリケーションを起動すると、「接続が拒否されました」と表示され、アプリケーションを起動できない。
A.32
「UNIX プログラムの登録/実行/一覧」のリモート実行方法を、”Rexec”からTelnet”に変更してください。
”コントロールパネル”−”Vision コミュニケーション”の「トランスポート」を選択します。
”TCP−Unix”を選択し、プロパティを開きます。
”拡張機能”を選択し、一覧の「Remote Execution」を選択し、「変更」ボタンを押します。
表示を「Rexec」から「Telnet」に変更して、設定を完了してください。
トラブルシューティング
Q.33
X アプリケーションで「Windows の IME」を使用し、日本語入力したい。
A.33
残念ながら、Linux / FreeBSD での日本語入力はサポートおよび動作保証しておりません。
Q.34
UNIX→Windows、Windows←UNIX間でカットアンドペースがうまくできません。
A.34
X サーバ上のクライアントとWindowsの間でコピー&ペーストを行うため の設定として、
ユーザマニュアル詳細偏・追加資料
を用意いたしました。ご利用されている環境に合わせてクリップボードの設定変更してご利用ください。
Q.35
Windows2000で「X Visionサーバ」を使用し、CDEログイン画面が表示されるまで時間が掛かることがあります。あるいは、「xvl.exe」でエラーが発生します。
A.35
アップデートモジュールをご利用ください。
アップデートモジュールは
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