[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IP / 経路制御(スタティック)
ADD IP ROUTE=ipadd INTERFACE=vlan-if NEXTHOP=ipadd [MASK=ipadd] [METRIC=1..16]
ipadd: IPアドレスまたはネットマスク
vlan-if: VLANインターフェース(VLAN-nameかVLANvidの形式。nameはVLAN名、vidはVLAN ID)
IPルーティングテーブルにスタティックルートを追加する。
パラメーター |
ROUTE: 宛先ネットワークのIPアドレス。MASKと組み合わせて指定する。デフォルトルートの場合は0.0.0.0を指定する
INTERFACE: 本経路宛てのパケットを送出するIP(VLAN)インターフェース
NEXTHOP: ネクストホップルーターのIPアドレス。ダイレクト経路の場合は0.0.0.0を指定する
MASK: 宛先ネットワークのネットマスク。省略時はROUTEパラメーターで指定したIPアドレスの標準クラスマスクが使用される。デフォルトルートのマスクは0.0.0.0とする(省略可能)
METRIC: スタティック経路での優先度を指定する。値の小さい方が優先度が高い。デフォルトは1。
例 |
■ デフォルトルートを設定する。
ADD IP ROUTE=0.0.0.0 INT=vlan-white NEXTHOP=192.168.10.1
■ ネットワーク172.20.53.0/24への経路を設定する。
ADD IP ROUTE=172.20.53.0 MASK=255.255.255.0 INT=vlan-black NEXTHOP=172.16.1.1
備考・注意事項 |
本製品では、デフォルトルートを指定できるのは、1インターフェースのみ。複数のインターフェースを作成した場合、1つのインターフェースにデフォルトルートを指定すると、他のインターフェースにはデフォルトルートは指定できない。
関連コマンド |
DELETE IP ROUTE
SET IP ROUTE
SHOW IP ROUTE
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
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