[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー：スパニングツリープロトコル / Multiple STP
ENABLE MSTP DEBUG={MSG|PKT|STATE|ALL} MSTI={CIST|instance|ALL} [PORT={port-list|ALL}] [STATEMACHINE={PTM|PRX|PPM|PIM|PTX|PRS|PRT|PST|TCM|ALL}] [OUTPUT={CONSOLE}] [TIMEOUT={1..4000000000|NONE}]
instance: MSTインスタンスID（1〜4094）
port-list: スイッチポート番号（1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能）
マルチプルスパニングツリープロトコル（MSTP）のデバッグオプションを有効にする。デフォルトはすべて無効。
| パラメーター |
DEBUG: 有効にするデバッグオプション。MSG（BPDUをデコードして表示）、PKT（BPDUをASCII表示）、STATE（ポートの状態遷移を表示。STATEMACHINEパラメーターを使えば、表示する情報をより詳しく指定できる）、ALL（すべてのオプション）から選択する。
MSTI: デバッグオプション有効化対象のMSTインスタンス。ユーザー作成のMSTインスタンスの場合はMSTインスタンスIDを、CIST（Common and Internal Spanning Tree）の場合はキーワードCISTを指定する。ALLを指定した場合は、すべてのMSTインスタンスが対象となる。
PORT: デバッグオプション有効化対象のポート。
STATEMACHINE: DEBUGパラメーターでデバッグオプションSTATEを指定したとき、どの状態機械の遷移情報を表示させるかを指定する。詳細は別表を参照。省略時はALL。
OUTPUT: デバッグ情報の出力先を指定する。CONSOLE（コンソール）のみ指定可能。省略時はコマンドを投入した端末画面に出力される。本オプションは、スクリプト中での使用を想定したもの。
TIMEOUT: デバッグオプションの有効期限（秒）。
| PTM | Port timer state machine |
| PRX | Port receive state machine |
| PPM | Port protocol migration state machine |
| PIM | Port information state machine |
| PTX | Port transmit state machine |
| PRS | Port role selection state machine |
| PRT | Port role transitions state machine |
| PST | Port state transition state machine |
| TCM | Topology change state machine |
| ALL | 上記すべて |
| 関連コマンド |
DISABLE MSTP DEBUG MSTI
SHOW MSTP DEBUG MSTI
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