[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IP / 一般コマンド
PING [IPADDRESS=]{ipadd|ip6add|hostname} [DELAY=seconds] [LENGTH=0..1500] [NUMBER={count|CONTINUOUS}] [PATTERN=hexnum] [SIPADDRESS={ipadd|ip6add}] [SCREENOUTPUT={OFF|ON|NO|YES}] [TIMEOUT=1..65535] [TOS=0..255]
ipadd: IPv4アドレス
ip6add: IPv6アドレス
hostname: ホスト名
seconds: 時間(0〜4294967295秒)
count: 個数(1〜4294967295)
hexnum: バイナリーストリング(16進数8文字まで)
指定アドレスに対してPINGを実行する。
未指定のパラメーターについては、SET PINGコマンドで設定したデフォルト値が用いられる。
パラメーター |
IPADDRESS: 宛先IPv4アドレスまたはIPv6アドレス。ホストテーブルに登録されているホスト名も使用可能。また、ADD IP DNSコマンドでDNSサーバーのアドレスを設定している場合はDNSに登録されているホスト名(ドメイン名)も使用可能。なお、IPv6のリンクローカルアドレスを指定するときは、送出インターフェース名を「アドレス%インターフェース名」の形式で指定すること(例:fe80::290:99ff:fe12:3456%vlan10)。
DELAY: PINGパケットの送信間隔。デフォルトは1秒。
LENGTH: PINGパケットのデータ部分の長さ。
NUMBER: PINGパケットの送信個数。CONTINUOUSを指定した場合は、STOP PINGコマンドで停止させられるまでパケットの送信を続ける。
PATTERN: PINGパケットのデータ部分に埋め込む4バイトのバイナリーパターンを16進数で指定する(例:686f6765)。
SIPADDRESS: PINGパケットの始点IP(またはIPv6)アドレス。省略時は送出インターフェースのIPアドレスが使われる。
SCREENOUTPUT: 結果を端末画面に表示するかどうか。
TIMEOUT: 応答待ち時間を指定する。
TOS: IPv4のTOSオクテットまたはIPv6のトラフィッククラスフィールドに設定する値を指定する。省略時は0。
入力・出力・画面例 |
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例 |
■ IPv4ノード192.168.10.23に対するPing
PING 192.168.10.23
■ IPv6ノード2001:100:69:a0::3に対するPing
PING 2001:100:69:a0::3
■ vlan-orange配下のIPv6ノードfe80::290:99ff:fe42:21f0(リンクローカルアドレス)に対するPing
PING fe80::290:99ff:fe42:21f0%vlan-orange
備考・注意事項 |
ICMP unreachableおよびICMP expireを受信した場合でも、実行結果にはRequest timed-out が表示される。
関連コマンド |
ADD IP DNS
ADD IP HOST
SET PING
SHOW PING
STOP PING
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
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PN: J613-M0249-11 Rev.J