[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7

SET DHCPSNOOPING PORT

カテゴリー:スイッチング / DHCP Snooping


SET DHCPSNOOPING PORT={port-list|ALL} [MAXLEASES=0..100] [SUBSCRIBERID=string] [TRUSTED={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}]

port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
string: 文字列(0〜50文字。英数字と空白のみ使用可能。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)


指定したスイッチポートにおけるDHCP Snoopingの動作を変更する。



パラメーター

PORT: スイッチポート。複数指定が可能。

MAXLEASES: 指定ポート経由のIP通信を許可するクライアントの数(ダイナミック(DHCPクライアント)、スタティック(IP固定設定クライアント)の合計)。0が指定されている場合は、指定ポート経由のIP通信を許可しない。デフォルトは1。

SUBSCRIBERID: 指定ポートのSubscriber-IDを指定する。DHCP Snoopingのオプション機能であるリレーエージェント情報オプション(オプションコード82)の付加・検査・削除機能が有効化されている場合、本パラメーターに1文字以上の文字列が指定されているときは、リレーエージェント情報オプションにSubscriber-IDサブオプションを含める。本パラメーターが指定されていない、あるいは、空文字列(長さが0の文字列)が指定されている場合は、Subscriber-IDサブオプションを含めない。デフォルトは指定なし(Subscriber-IDサブオプションを含めない)。

TRUSTED: DHCP Snoopingにおけるポート種別。YES、ON、TRUEを指定した場合、DHCP Snoopingによるフィルタリングが行われないTrustedポートとなる(サーバーなどの接続用)。NO、OFF、FALSEを指定した場合は、DHCP Snoopingによるフィルタリングが行われるUntrustedポートとなる(不特定多数のクライアント接続用)。デフォルトはNO(Untrustedポート)。



備考・注意事項

MAXLEASESパラメーターは、ダイナミックエントリー(DHCPクライアント)だけでなく、ADD DHCPSNOOPING BINDINGコマンドで登録するスタティックエントリー(IP固定設定のクライアント)の数にも影響する(デフォルトでは、ポートあたり1つしかスタティックエントリーを登録できない)。



関連コマンド

ADD DHCPSNOOPING BINDING
ENABLE DHCPSNOOPING
ENABLE DHCPSNOOPING OPTION82
SHOW DHCPSNOOPING
SHOW DHCPSNOOPING PORT




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