[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IPマルチキャスト / IGMP
SET IP IGMP [QUERYINTERVAL=1..65535] [TIMEOUT=1..65535] [QUERYRESPONSEINTERVAL=1..255] [LMQI=1..255] [LMQC=1..5] [ROBUSTNESS=1..5]
IGMP(Internet Group Management Protocol)の動作パラメーターを変更する。
パラメーター |
QUERYINTERVAL: General Membership Query送信間隔(秒)(Query Interval)。デフォルトは125秒。
TIMEOUT: 該当グループのMembership Reportを受信できなくなってから、グループをローカルグループデータベースから削除するまでの時間(秒)(Group Membership Interval)。デフォルトは260秒。
QUERYRESPONSEINTERVAL: General Membership QueryのMax Response Timeフィールドにセットする値(Query Response Interval)。単位は1/10秒。デフォルトは100(10秒)。QUERYINTERVAL × 10よりも小さい値にすること。
LMQI: Leave Groupメッセージを受け取ったときに送信するGroup-Specific Membership QueryのMax Response Timeフィールドにセットする値(Last Member Query Interval)。また、同Queryの送信間隔でもある。単位は1/10秒。デフォルトは10(1秒)。
LMQC: Leave Groupメッセージを受け取ったときに送信するGroup-Specific Membership Queryの送信回数(Last Member Query Count)。つねにROBUSTNESSと同じ値をとる。デフォルトは2。
ROBUSTNESS: パケットロスへの対抗力を示すパラメーター(Robustness Variable)。パケットの損失率が高いネットワークでは、この値を大きくすることによりプロトコルの動作を安定させることができる。本パラメーターの値を変更すると、LMQC(Last Membership Query Count)をはじめ、他のタイマー値も連動して変更される。デフォルトは2。
備考・注意事項 |
通常これらのパラメーターを変更する必要はない。
各パラメーターは、同一ネットワーク内にあるすべての機器で同じ設定にしなければならない。また、設定を変更する場合はRFCに準拠した値を関連するパラメーターに設定する必要がある。
関連コマンド |
DISABLE IP IGMP
DISABLE IP IGMP INTERFACE
ENABLE IP IGMP
ENABLE IP IGMP INTERFACE
SHOW IP IGMP
参考 |
RFC2236, Internet Group Management Protocol, Version 2
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