[index] CentreCOM 8316XL/8324XL コマンドリファレンス 2.7

SET QOS HWQUEUE

カテゴリー:QoS / 一般コマンド


SET QOS HWQUEUE=queue [MAXPACKETS={NONE|0|1..255}} [MAXLATENCY={NONE|0|16..4080}}

queue: キュー番号(0〜3。大きいほど優先度が高い)


送信キューごとに、最大送信パケット数と最大送信遅延時間を設定する。

フレームのユーザープライオリティーに対して送信キューの優先度を設定するだけでは、高いレベルのパケットが優先的に処理されてしまい、低いレベルのパケットは処理されない。低いレベルのパケットにも処理の順番を回すための設定。最大送信パケット数と最大送信遅延時間を同時に設定することは可能。



パラメーター

HWQUEUE: 送信キュー番号を0〜3で指定する。大きいほど優先度が高い。

MAXPACKETS: 送信キューごとの最大送信パケット数を、1〜255の範囲で指定する。当該キューが空もしくは指定パケット数まで送信すると、次レベルの送信キューに処理が移る。0またはNONEで設定が無効となり、当該キューが空になるまで送信する。デフォルトは、NONE。

MAXLATENCY: 送信キューごとの最大送信遅延時間を、16〜4080(単位は、マイクロ秒)の範囲で指定する。当該キューにキューイングされてから送出されるまでの遅延時間を保証する。高レベルのキューが送信中であっても、本指定時間を経過すると、強制的に当該キューのパケットを送出する。0またはNONEで設定が無効となり、遅延時間は保証されない。デフォルトは、NONE。



プライオリティーキュー3に対し、最大送信パケット数255を指定する。
SET QOS HWQUEUE=3 MAXPACKETS=255



備考・注意事項

ここでいうパケットとは、実際のパケット数ではなく、処理上の単位。



関連コマンド

SHOW QOS HWQUEUE




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