[index] CentreCOM 8624EL コマンドリファレンス 2.8
カテゴリー:運用・管理 / トリガー
CREATE TRIGGER=trigger-id MODULE=module-name EVENT=event [module-parameters...] [NAME=string] [REPEAT={YES|NO|ONCE|FOREVER|count}] [SCRIPT=filename...] [STATE={ENABLED|DISABLED}] [TEST={YES|NO|ON|OFF}]
trigger-id: トリガー番号(1〜100)
module-name: モジュール名
event: モジュール独自のイベント名
module-parameters: モジュール独自のパラメーター
string: 文字列(1〜40文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)
count: 回数(1〜4294967294)
filename: ファイル名(拡張子は.scpか.cfg)
モジュールトリガーを作成する。
モジュールトリガーは、指定モジュールのイベントが発生したときに起動される。モジュールトリガーのパラメーターは、指定モジュールによって異なる。トリガーから実行されるスクリプトには、特殊な引数として、%D(日付)、%T(時刻)、%N(システム名)、%S(シリアル番号)が渡される。
サポートしているモジュールトリガーの一覧については、別表を参照。また、各モジュールトリガーの詳細仕様については、各機能の解説編を参照のこと。
パラメーター |
TRIGGER: トリガー番号
MODULE: モジュール名
EVENT: モジュール独自のイベント名
NAME: トリガー名。SHOW TRIGGERコマンドで表示されるもので、メモとして使う。
REPEAT: トリガーを一度だけ実行するか、それとも、何度でも繰り返し実行するかを指定する。繰り返しを許す場合は、繰り返しの限度も指定できる。YESとFOREVERは同義で、実行回数に制限を設けないことを示す。NOとONCEは同義で、一回だけしか実行を許可しないことを示す。回数を指定した場合は、指定回数まで実行を許可する。デフォルトはFOREVER。
SCRIPT: トリガー起動時に実行するスクリプトファイルを指定する。SCRIPTパラメーターは、1コマンドラインに複数個指定できる。また、トリガー作成後にも、ADD TRIGGERコマンドで追加可能。スクリプトの実行は記述順。1つのトリガーに関連付けられるスクリプトは最高5個。
STATE: トリガーの有効・無効。省略時のデフォルト値はENABLED。無効状態のトリガーは自動的には起動されないが、ACTIVATE TRIGGERコマンドを使えば手動で起動できる。
TEST: トリガーをテストモードにするかどうか。テストモードのトリガーは起動されても、SCRIPTパラメーターで指定したスクリプトを実行せず、ログにトリガーの起動を記録するだけ。ただし、ACTIVATE TRIGGERコマンドで手動起動された場合は、テストモードであってもスクリプトが実行される。デフォルトはNO。
SWITCH | LINKDOWN | PORT | スイッチポートがリンクダウン |
LINKUP | PORT | スイッチポートがリンクアップ | |
PING | DEVICEDOWN | POLL | 監視対象機器への到達性喪失 |
DEVICEUP | POLL | 監視対象機器への到達性回復 |
例 |
■ スイッチポート1がリンクダウンしたら、down.scpを実行するモジュールトリガー「1」を作成
CREATE TRIGGER=1 MODULE=SWITCH EVENT=LINKDOWN PORT=1 SCRIPT=down.scp
関連コマンド |
ACTIVATE TRIGGER
ADD TRIGGER
DESTROY TRIGGER
DISABLE TRIGGER
ENABLE TRIGGER
SET TRIGGER MODULE
SHOW TRIGGER
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