[index] CentreCOM 8624EL コマンドリファレンス 2.8

運用・管理/トリガー


トリガー機能は、特定のイベントが発生したときに任意のスクリプトを自動実行する機能です。

トリガーには次の種類があります。

表 1
種類
説明
CPUトリガー CPUの負荷率がしきい値を超えたときに起動される。
メモリートリガー メモリーの空き容量がしきい値を超えたときに起動される。
再起動トリガー システム起動(再起動)時に起動される。
モジュールトリガー モジュールイベントの発生時に起動される。イベント内容はモジュールによって異なる。スイッチポートのリンクアップ、リンクダウンは、スイッチモジュールのモジュールトリガーによって捕捉できる。
定期実行トリガー 一定の間隔(たとえば1時間ごと)で繰り返し起動される。


各トリガーには複数のスクリプトを関連付けることができます。また、トリガーの実行回数に制限を設けることも可能です(たとえば、5回実行されたらトリガーを無効にするなど)。

■ トリガー機能を使用するには、トリガーモジュールを有効にする必要があります。デフォルトは無効です。


■ トリガーを作成するには次のコマンドを使います。以下、トリガーの種類ごとに例を示します。


■ テストなどのため、トリガーを手動で起動するにはACTIVATE TRIGGERコマンドを使います。


■ トリガーにスクリプトを追加するには、ADD TRIGGERコマンドを使います。


■ トリガーからスクリプトを削除するには、DELETE TRIGGERコマンドを使います。NUMBERパラメーターには、スクリプトのインデックス番号を指定します。


■ トリガーを削除するには、DESTROY TRIGGERコマンドを使います。


■ トリガーの情報を確認するには、SHOW TRIGGERコマンドを使います。








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