[index] CentreCOM 8624PS コマンドリファレンス 2.8
カテゴリー:運用・管理 / ログ
CREATE LOG OUTPUT={TEMPORARY|output-id} DESTINATION={EMAIL|MEMORY|SYSLOG} [MESSAGES=count] [SECURE={YES|NO}] [SERVER=ipadd] [TO=email-addr] [ZONE={time-zone|utc-offset}]
output-id: ログ出力ID(1〜20)
count: 個数(1〜)
ipadd: IPアドレス
email-addr: 電子メールアドレス
time-zone: タイムゾーン名
utc-offset: 協定世界時(UTC)からのオフセット(+23:59:59〜-23:59:59)
ログの出力先を定義する。
出力先の定義後は、ADD LOG OUTPUTコマンドでログフィルターを追加し、どのようなメッセージを出力するかを指定する必要がある。
パラメーター |
OUTPUT: ログ出力先ID。1〜20の任意の番号か、特殊なキーワード「TEMPORARY」(RAM)を指定する。TEMPORARYを指定した場合、SECUREパラメーターは指定できず、DESTINATIONはMEMORYしか指定できない。
DESTINATION: ログメッセージの出力先。EMAIL(TOパラメーターで指定されたアドレスに電子メールで送信)、MEMORY(RAM上に保存。OUTPUTパラメーターにTEMPORARYを指定したときのみ有効)、SYSLOG(SERVERパラメーターで指定したsyslogサーバーに転送。メッセージはsyslogフォーマットに変換される)から選択する。
MESSAGES: DESTINATIONがMEMORYのときは、保存するメッセージの最大数。最大値に達したときは、古いメッセージから順番に削除される。DESTINATIONがEMAILの場合は、一度に送信されるメッセージの数。DESTINATIONがMEMORYのときのデフォルトは200、EMAILのときは100。
SECURE: この出力先が「安全」かどうかを指定する。NOを指定した場合、パスワード変更など一部のメッセージが出力されなくなる。OUTPUTにTEMPORARYを指定した場合は、本パラメーターは指定できない。DESTINATIONがMEMORYの場合のデフォルトはYES。その他の場合のデフォルトはNO。
SERVER: DESTINATIONがSYSLOGの場合に、転送先syslogサーバーのIPアドレスを指定する。
TO: DESTINATIONにEMAILを指定した場合に送信先メールアドレスを指定する。
ZONE: タイムゾーン名またはUTCからのオフセットを指定する。
例 |
■ すべてのログをsyslogサーバー192.168.1.2に送る
CREATE LOG OUTPUT=1 DESTINATION=SYSLOG SERVER=192.168.1.2
ADD LOG OUTPUT=1 FILTER=1 ALL
備考・注意事項 |
本製品はリアルタイムクロックを内蔵していないため、システムを再起動するたびにSET TIMEコマンドで時刻をあわせる必要がある。NTPサーバーにアクセスできる環境では、NTPを使用するとよい。
前記の理由により、syslogサーバーへのログ転送(DESTINATION=SYSLOG)は、NTPとの併用時のみサポート対象となる。
関連コマンド |
ADD LOG OUTPUT
DELETE LOG OUTPUT
DESTROY LOG OUTPUT
DISABLE LOG OUTPUT
ENABLE LOG OUTPUT
SET LOG OUTPUT
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