[index] CentreCOM 9600/8600シリーズ コマンドリファレンス 2.2

SET SWITCH QOS

カテゴリー:スイッチング / QoS
対象機種:8624、9606


SET SWITCH QOS=p0,p1,p2,p3,p4,p5,p6,p7

p0〜7: ユーザープライオリティー0〜7のフレームに対応する送信キュー(0〜3。大きいほど優先度が高い)


QoS(Quality of Service)機能の設定を変更する。

具体的には、プライオリティータグフレームのユーザープライオリティー値と、本製品の送信キューのマッピングを変更する。



パラメーター

QOS: ユーザープライオリティー0〜7に対応するプライオリティーキューの番号をカンマで区切って指定する。キューはポートごとに0〜3の4つがあり、3がもっとも優先度が高い。9600シリーズの場合、フレームは相対的に最も優先度の高いキューからのみ送信される。すなわち、上位のキューに1つでもフレームが格納されている場合、それより下位のキューからはフレームは送信されない。一方8624XLでは、キュー間の帯域分配は、パケットの入っているキューのうち最も優先度の低いキューが0%となり、残りのキューで100%の帯域を等分する形となる。タグなしパケットのユーザープライオリティーは0と見なされる。p0からp7まですべての値を指定すること。デフォルトは別表を参照。



表 1:ユーザープライオリティー値-プライオリティーキューのデフォルトマッピング
ユーザープライオリティー
キュー番号(大きいほど優先度が高い)
0 1(タグなしフレームはユーザープライオリティー0として扱われる)
1 0
2 0
3 1
4 2
5 2
6 3
7 3



ユーザープライオリティー0〜7に対し、送信キュー0, 0, 0, 1, 1, 2, 2, 3を割り当てる。
SET SWITCH QOS=0,0,0,1,1,2,2,3



関連コマンド

SHOW SWITCH QOS




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