[index] CentreCOM 9600/8600シリーズ コマンドリファレンス 2.2

TRACE

カテゴリー:IP / 一般コマンド
対象機種:8624、9606


TRACE [[IPADDRESS=]ipadd] [MAXTTL=1..255] [MINTTL=1..255] [NUMBER=1..100] [PORT=port] [SCREENOUTPUT={YES|NO}] [SOURCE=ipadd] [TIMEOUT=0..65535] [TOS=0..255]

ipadd: IPアドレス
port: UDPポート番号(0〜65535)


指定したアドレスまでの経路をトレースする。

指定しなかったパラメーターについては、SET TRACEコマンドで設定したデフォルト値が用いられる。



パラメーター

IPADDRESS: 宛先IPアドレス

MAXTTL: 最大ホップ数。トレースルートの範囲をここで指定したホップ数までに制限する。

MINTTL: 最小ホップ数。1個目のパケットのTTLフィールドにはMINTTLの値が設定される。最初の数ホップをスキップするために使用する。

NUMBER: 各ホップで送信するパケットの数。最大100個。デフォルトは3個。

PORT: トレースパケットの終点UDPポート。未使用と思われるポートを指定する。デフォルトは33434。

SCREENOUTPUT: 端末画面に結果を出力するかどうか。デフォルトはYES。NOを指定した場合、SHOW TRACEコマンドで結果を見ることができる。

SOURCE: 始点IPアドレス。省略時は送信インターフェースのIPアドレスが使われる。

TIMEOUT: ホップごとの応答待ち時間。デフォルトは3秒。

TOS: TOSオクテットフィールドの値



入力・出力・画面例

Manager > trace 172.16.212.32

Trace from 0.0.0.0 to 172.16.212.32, 1-30 hops
 0. 172.16.28.32         9      9     10 (ms)
 1. 172.16.31.1          5      5      6 (ms)
 2. ***                  ?      ?      ? (ms)
 3. 172.16.16.3          9     10     11 (ms)
 4. 172.16.244.33       88     91     96 (ms)
***
Target reached



関連コマンド

SET TRACE
SHOW TRACE
STOP TRACE



参考

RFC768, User Datagram Protocol
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure


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