[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9

ENABLE DHCPSNOOPING OPTION82

カテゴリー:スイッチング / DHCP Snooping


ENABLE DHCPSNOOPING OPTION82


DHCP Snoopingのオプション機能であるリレーエージェント情報オプション(オプションコード82)の付加・検査・削除を有効にする。デフォルトは無効。

本機能を有効にした場合、Untrustedポートで受信したクライアントからのDHCP/BOOTPパケットを転送するときに、リレーエージェント情報オプションを挿入する。同オプションには次の情報が含まれる。

・Remote-ID: 本製品のMACアドレス
・Circuit-ID: クライアントパケットを受信したスイッチポートとVLAN ID
・Subscriber-ID: (オプション)任意の文字列(SET DHCPSNOOPING PORTコマンドのSUBSCRIBERIDパラメーターで設定した場合のみ含める)

受信したDHCP/BOOTPパケットにリレーエージェント情報オプションがすでに付加されていた場合の動作は、受信ポートのDHCP Snoopingポート種別によって異なる。なお、このときの動作は、本機能の有効・無効とは関係なくつねに同じとなる。

・Untrustedポートでは破棄
・Trustedポートでは変更せずにそのまま転送

本機能が有効のとき、サーバーからの戻りパケットをUntrustedポート配下のクライアントに転送するときは、クライアントがUntrustedポートに直接接続されている場合にかぎって同オプションを削除する。



備考・注意事項

本機能は、DHCP Snoopingが有効になっていないと動作しない。

本機能は、DHCP/BOOTPリレーの同種機能(ENABLE BOOTP RELAY OPTION82コマンド)とは併用できない。



関連コマンド

DISABLE DHCPSNOOPING
DISABLE DHCPSNOOPING OPTION82
SHOW DHCPSNOOPING




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