[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:IP / ARP
ENABLE IP MACDISPARITY
マルチキャストMACアドレスのARPエントリー(例:IP=192.168.10.2 / MAC=01-00-5e-28-0a-02)を登録可能にする。デフォルトは登録不可。
本コマンドを実行すると、ARPエントリーの登録動作が次のように変更される。
・デフォルトでは、Sender Hardware AddressフィールドにマルチキャストMACアドレスがセットされているARPパケットを無効と見なして破棄するが、本コマンド実行後はこのようなARPパケットも受け入れ、ARPキャッシュに登録する。
・デフォルトでは、ADD IP ARPコマンドでマルチキャストMACアドレスのスタティックARPエントリーを登録することはできないが、本コマンド実行後はこれが可能になる。
なお、本製品は受信したEthernetフレームの送信元アドレスがマルチキャストMACアドレスだった場合、このフレームを転送せずに破棄する。この動作は本コマンドを実行しても変わらない。
ただし、本コマンド実行後にADD IP ARPコマンドでマルチキャストMACアドレスのスタティックARPエントリーを登録すれば、このマルチキャストMACアドレスを送信元とするEthernetフレームを転送するようになる。
関連コマンド |
ADD IP ARP
DISABLE IP MACDISPARITY
SHOW IP
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC826, An Ethernet Address Resolution Protocol -- or -- Converting Network rotocol Addresses to 48.bit Ethernet Address for Transmission on Ethernet Hardware
RFC925, Multi-LAN Address Resolution
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