[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:運用・管理 / メール送信
MAIL TO=email-addr {FILE=filename|MESSAGE=string} [SUBJECT=string] [ETRN=domain-name]
email-addr: 電子メールアドレス
filename: ファイル名
domain-name: ドメイン名
string: 文字列(1〜131文字)
指定アドレスに電子メールを送る。
事前にSET MAILコマンドで自ホスト名を設定しておく必要がある。
パラメーター |
TO: 宛先メールアドレス。user@domain.comの形式かuser@[192.168.100.5]の形式で指定する。前者の場合はDNSサーバーの設定も必要(ADD IP DNSコマンド)。後者のIPアドレスは宛先ドメインのメールエクスチェンジャー(MX)。
FILE: テキストファイル名。メール本文として送信される。MESSAGEと同時に指定することはできない。
MESSAGE: メール本文の文字列。FILEと同時に指定することはできない。
SUBJECT: メールのタイトル
ETRN: TOで指定したメールサーバーに対し、ETRNで指定したドメイン宛のメールをすべてキューから送出するよう要求する。
例 |
■ admin@mydomain.comにメールを送る。
MAIL TO=admin@mydomain.com SUBJECT="test" MESSAGE="This is a test."
備考・注意事項 |
user@domain.comの形式でアドレスを指定した場合は、DNSを使って宛先ドメイン(domain.com)のMXレコードを検索し、メールエクスチェンジャーに直接メールを送信する。そのため、宛先ドメインのMXレコードを引けない環境ではメールを送ることができない。ただし、その場合でもメールエクスチェンジャーのIPアドレスがわかっていれば、user@[ipaddress]の形式でアドレスを指定することにより送信可能。
関連コマンド |
ADD IP DNS
DELETE MAIL
SET MAIL
SHOW MAIL
参考 |
RFC821, SIMPLE MAIL TRANSFER PROTOCOL
RFC822, STANDARD FOR THE FORMAT OF ARPA INTERNET TEXT MESSAGES
RFC1985, SMTP Service Extension for Remote Message Queue Starting
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