[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:IP / 経路制御(OSPF)
SET OSPF REDISTRIBUTE PROTOCOL={STATIC|INTERFACE|RIP|BGP} [METRIC={0..16777214|ORIGINAL}] [TYPE={1|2|ORIGINAL}] [LIMIT=1..4000] [SUBNET={ON|OFF|YES|NO|TRUE|FALSE}] [TAG={1..65535|ORIGINAL}]
非OSPF経路をAS外部LSAでAS内に通知するときの設定を変更する。
本コマンドはAS境界ルーター(ASBR)でのみ意味を持つ。
パラメーター |
PROTOCOL: AS外部経路の起源。STATIC(スタティック経路)、INTERFACE(非OSPFインターフェースの直結経路)、RIP(RIP経路)、BGP(BGP経路)から選択する。
METRIC: PROTOCOLパラメーターで指定したAS外部経路を通知するときのメトリック。ORIGINALを指定した場合は、IP経路表のメトリック値がそのまま使われる。デフォルトは20
TYPE: PROTOCOLパラメーターで指定したAS外部経路を通知するときのメトリックタイプ(1または2)。ORIGINALは1と同じ意味。デフォルトは2
LIMIT: PROTOCOLパラメーターで指定したAS外部経路の最大取り込み数。デフォルトは1000
SUBNET: クラスレスな経路(クラス標準マスクでない経路)を取り込むかどうか。ON、YES、TRUEを指定した場合はクラスフル(クラス標準マスクの経路)・クラスレス両方の経路を取り込む。OFF、NO、FALSEを指定した場合はクラスフルな経路だけを取り込む。デフォルトはON
TAG: PROTOCOLパラメーターで指定したAS外部経路を通知するときの経路タグ値。ORIGINALを指定した場合は、IP経路表の経路タグ値がそのまま使われる。デフォルトはORIGINAL
LIMIT=x | BGPLIMIT | LIMITと同じ値に変更 |
備考・注意事項 |
LIMITパラメーターを変更した場合、SET OSPFコマンドのBGPLIMITTパラメーターの設定値も自動的に変更される。自動変更の詳細は別表を参照。
関連コマンド |
ADD OSPF REDISTRIBUTE
DELETE OSPF REDISTRIBUTE
SET OSPF
SHOW OSPF
SHOW OSPF REDISTRIBUTE
参考 |
RFC1587, The OSPF NSSA Option
RFC2328, OSPF Version 2
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