[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:運用・管理 / 認証サーバー
SET RADIUS [TIMEOUT=1..15] [DEADTIME=0..1440] [RETRANSMITCOUNT=1..5]
RADIUS(Remote Authentication Dial In User Server)サーバーとの通信に使用するパラメーターを変更する。
パラメーター |
TIMEOUT: RADIUSサーバーへの要求に対する応答待ち時間(秒)。要求送信後TIMEOUT秒以内に応答がない場合はその回の通信がタイムアウトしたと見なす。デフォルトは6秒。
DEADTIME: RADIUSサーバーへの要求が規定回数(1 + RETRANSMITCOUNT回)タイムアウトしたときに、該当サーバーが「使用不可」であると見なして同サーバーの使用を抑制する時間(分)。デフォルトは0分(使用を抑制しない)。
RETRANSMITCOUNT: RADIUSサーバーへの要求再送回数。RADIUSサーバーへの要求がタイムアウトしたときは、最大RETRANSMITCOUNT回まで再送を試みる。RETRANSMITCOUNT回再送しても応答がなかった場合は、該当RADIUSサーバーが「使用不可」であると見なして、認証サーバーリスト内の次のサーバーに要求を送信する。また、「使用不可」と見なしたサーバーの使用を、DEADTIME(分)の間だけ抑制する。デフォルトは3回。
備考・注意事項 |
DEADTIMEパラメーターのデフォルト値は0分だが、この場合無応答のサーバーに対しても毎回要求を送信する。このため、認証サーバーリストの先頭に登録されているRADIUSサーバーが応答しない場合、毎回このサーバーの応答がタイムアウトするまで待つこととなり、結果として認証時間が長くなる。これを回避するには、DEADTIMEパラメーターの値を1分以上の適切な値に設定すること。
関連コマンド |
参考 |
RFC2865, Remote Authentication Dial In User Service (RADIUS)
RFC2866, RADIUS Accounting
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PN: J613-M0019-01 Rev.Q