[index] CentreCOM 8700SLシリーズ コマンドリファレンス 2.9

IP/DHCP/BOOTPリレー


  - 基本設定


DHCP/BOOTPリレーエージェント機能は、受信したDHCP/BOOTPパケットを別セグメントのDHCP/BOOTPサーバーに転送する機能です。

Note - DHCP/BOOTPリレーエージェント機能とDHCPサーバー機能は併用できません。

Note - マルチホーミングによってVLAN上に複数のIPインターフェースを作成した場合、そのVLANではDHCP/BOOTPリレーエージェント機能を使用できません。DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を使用するVLANではマルチホーミングを使わないでください。

一般的に、DHCP/BOOTPパケットはブロードキャストで送信されるため、クライアントとサーバーは同一のセグメント(VLAN)上にある必要があります。

このような場合でも、DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を使用すれば、クライアントとサーバーが別のVLANにある場合でも、DHCP/BOOTPを利用することができます。

 

基本設定

ここでは、次のようなネットワーク構成を例に解説します。


スイッチAの設定
  1. VLANの設定を行います。


  2. IPモジュールを有効にします。


  3. VLANインターフェースにIPアドレスを設定します。


  4. DHCP/BOOTPリレーエージェント機能を有効にします。


  5. DHCP/BOOTPパケットの転送先を指定します。


以上で設定は完了です。

■ DHCP/BOOTPリレーエージェント機能の設定内容を確認するには、SHOW BOOTP RELAYコマンドを使います。







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