[index] CentreCOM 8724XL/8748XL コマンドリファレンス 2.7

ENABLE IP DEBUG

カテゴリー:IP / 一般コマンド


ENABLE IP DEBUG[=PACKET]


IPデバッグキューをアクティブにし、ヘッダーエラーのあるIPデータグラムを保存するようにする。また、PACKETオプションを指定した場合は、送受信したIPデータグラムのヘッダー情報をコンソールに表示するデバッグ機能が有効になる。

デバッグキューには、IPデータグラムの先頭64オクテットを40個まで格納できる。エラーヘッダーの情報を見るには、SHOW IP DEBUGコマンドを使う。



パラメーター

DEBUG: PACKETを指定した場合は、送受信したIPデータグラムのヘッダー情報がコンソールに出力されるようになる。何も指定しなかった場合は、エラーパケットの保存機能を有効化する。PACKETを指定すると、端末画面に大量の情報が表示されるようになるので注意すること。



入力・出力・画面例

Manager > enable ip debug=packet

<I/C/B=vlan10/0/0, l=41, ttl=63, p=6, addr=192.168.10.1>192.168.40.1
>I/C/T/R/Id=vlan10/0/fw/??/55378, l=41, ttl=63, p=6, addr=192.168.10.1>192.168.4
0.1
<I/C/B=vlan20/14/0, l=40, ttl=64, p=6, addr=192.168.40.1>192.168.10.1
>I/C/T/R/Id=vlan20/14/fw/??/60319, l=40, ttl=64, p=6, addr=192.168.40.1>192.168.
10.1



備考・注意事項

本コマンドは、トラブルシューティング時など、内部情報の確認が必要な場合を想定したものですので、ご使用に際しては弊社技術担当にご相談ください。



関連コマンド

DISABLE IP DEBUG
SHOW IP
SHOW IP DEBUG



参考

RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure


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