[index] CentreCOM 8724XL/8748XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IP / 経路制御(OSPF)
ENABLE OSPF LOG
OSPFイベントのログ記録を有効にする。デフォルトは無効。
OSPFイベントはログレベル2で(DETAIL)で記録される。各メッセージの先頭には、「OSPF-」に続けてイベント種別を示す下記コードが付加される。
T1 | インターフェースの状態が変化 |
T2 | 隣接ルーターの状態が変化 |
T3 | 指名ルーター(DR)の変更 |
T4 | 新規LSAの生成 |
T5 | 新規LSAの受信 |
T6 | ルーティングテーブル変更 |
C1 | ヘッダーエラーによりOSPFパケットを破棄 |
C2 | Helloパケットを破棄 |
C3 | 隣接ルーターの状態が不正なためその他のパケットを破棄 |
C4 | データベース記述(DD)パケット再送 |
E1 | 受信LSAのチェックサムエラー |
E2 | データベースLSAのチェックサムエラー |
R1 | 同一LSAが複数存在 |
R2 | LSAのエイジ(Link State Age)不一致 |
R3 | より新しいLSAを受信 |
R4 | 未知のLSAに対するAckを受信 |
R5 | 古いLSAを受信 |
N1 | LSA更新タイマーが満了 |
N2 | LSAがMaxAgeに達した |
N3 | MaxAgeに達したLSAをフラッシュ |
備考・注意事項 |
本コマンドを実行しても、デフォルトのログフィルター設定では、SHOW LOGコマンドでOSPFのログが表示されない。これは、OSPFイベントのログレベルが2であるため。オンメモリーのログ(TEMPORARY)には、デフォルトでレベル3以上のイベントしか記録されない。
関連コマンド |
参考 |
RFC2328, OSPF Version 2
(C) 2002 - 2006 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M6920-01 Rev.G