[index] CentreCOM 8724XL/8748XL コマンドリファレンス 2.7
カテゴリー:IP / 一般コマンド
TRACE [[IPADDRESS=]{ipadd|ip6add|hostname}] [MAXTTL=1..255] [MINTTL=1..255] [NUMBER=1..100] [PORT=port] [SCREENOUTPUT={YES|NO}] [SOURCE={ipadd|ip6add}] [TIMEOUT=0..65535] [TOS=0..255]
ipadd: IPアドレス
ip6add: IPv6アドレス
hostname: ホスト名
port: UDPポート番号(0〜65535)
指定したアドレスまでの経路をトレースする。
指定しなかったパラメーターについては、SET TRACEコマンドで設定したデフォルト値が用いられる。
パラメーター |
IPADDRESS: 宛先IPv4アドレスまたはIPv6アドレス。ホストテーブルに登録されているホスト名も使用可能。また、ADD IP DNSコマンドでDNSサーバーのアドレスを設定している場合はDNSに登録されているホスト名(ドメイン名)も使用可能。
MAXTTL: 最大ホップ数。トレースルートの範囲をここで指定したホップ数までに制限する。
MINTTL: 最小ホップ数。1個目のパケットのTTLフィールドにはMINTTLの値が設定される。最初の数ホップをスキップするために使用する。
NUMBER: 各ホップで送信するパケットの数。最大100個。デフォルトは3個。
PORT: トレースパケットの終点UDPポート。未使用と思われるポートを指定する。デフォルトは33434。
SCREENOUTPUT: 端末画面に結果を出力するかどうか。
SOURCE: 始点IP(またはIPv6)アドレス。省略時は送信インターフェースのIPアドレスが使われる。
TIMEOUT: ホップごとの応答待ち時間。デフォルトは3秒。
TOS: IPv4のTOSオクテットまたはIPv6のトラフィッククラスフィールドに設定する値を指定する。省略時は0
入力・出力・画面例 |
|
例 |
■ IPv4ノード192.168.10.5に対するトレースルート
trace 192.168.10.5
■ IPv6ノード2001:100:10:1::2aに対するトレースルート
trace 2001:100:10:1::2a
関連コマンド |
ADD IP DNS
ADD IP HOST
SET TRACE
SHOW TRACE
STOP TRACE
参考 |
RFC768, User Datagram Protocol
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
RFC2460, Internet Protocol, Version 6 (IPv6) Specification
RFC2461, Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6)
RFC2463, Internet Control Message Protocol (ICMPv6) for the Internet Protocol Version 6 (IPv6) Specification
(C) 2002 - 2006 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M6920-01 Rev.G