[index] CentreCOM 8948XL コマンドリファレンス 2.9
カテゴリー:IP / 経路制御
DISABLE IP ROUTE {CACHE|COUNT|MULTIPATH}
IPルートキャッシュ、ルートカウンター、等価コストマルチパス(ECMP)ルーティングを無効にする。
パラメーター |
CACHE: ルートキャッシュを無効にする。デフォルトは有効。
COUNT: ルートカウンターを無効にする。デフォルトは無効。
MULTIPATH: 等価コストマルチパス(ECMP)ルーティングを無効にする。デフォルトは有効。
備考・注意事項 |
ECMPルーティング無効時は、ECMP経路が登録されていても最上位の経路だけを使用する。ここでいう最上位の経路とは、SHOW IP ROUTEコマンドでもっとも先頭よりに表示される経路のことを指す。
ただし、運用中に本コマンドを実行してECMPルーティングを無効化した場合は、ルートキャッシュの働きにより、前述の動作にならないことがある(起動時設定スクリプトに本コマンドが含まれている場合は前述の動作となる)。
なお、OSPFのECMP経路は通知元のルーターIDが小さいものほど経路表の上位に登録される。
関連コマンド |
参考 |
RFC791, INTERNET PROTOCOL
RFC792, INTERNET CONTROL MESSAGE PROTOCOL
RFC950, Internet Standard Subnetting Procedure
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