[index] CentreCOM 9048XL コマンドリファレンス 2.3.2
カテゴリー:スイッチング
SET DHCPSNOOPING PORT={port-list|ALL} [MAXLEASES=0..5] [SUBSCRIBERID={string|NONE}] [TRUSTED={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}]
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
string: 文字列 (1〜50文字。英数字と空白のみ使用可能。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)
指定したスイッチポートにおける DHCP Snooping の動作を変更する。
パラメーター |
PORT: ポート番号。複数指定が可能。ALL を指定した場合はすべてのポートが対象となる。
MAXLEASES: 指定ポート経由の IP 通信を許可するクライアントの数 (ダイナミック (DHCP クライアント)、スタティック (IP 固定設定クライアント) の合計)。0 が指定されている場合は、指定ポート経由の IP 通信を許可しない。デフォルトは 1。最大は5。
SUBSCRIBERID: 指定ポートの Subscriber-ID を指定する。DHCP Snooping のオプション機能であるリレーエージェント情報オプション (オプションコード82) の付加・検査・削除機能が有効化されている場合、本パラメーターに文字列が指定されているときは、リレーエージェント情報オプションに Subscriber-ID サブオプションを含める。本パラメーターに NONE が指定されている場合は、Subscriber-ID サブオプションを含めない。デフォルトは NONE (Subscriber-ID サブオプションを含めない)。
TRUSTED: DHCP Snooping におけるポート種別。YES、ON、TRUE を指定した場合、DHCP Snooping によるフィルタリングが行われない Trusted ポートとなる(サーバーなどの接続用)。NO、OFF、FALSE を指定した場合は、DHCP Snooping によるフィルタリングが行われる Untrusted ポートとなる(不特定多数のクライアント接続用)。デフォルトは NO (Untrusted ポート)。
入力・出力・画面例 |
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例 |
■ ポート4をTrustedPortにする
SET DHCPSNOOPING PORT=4 TRUSTED=TRUE
備考・注意事項 |
Trusted ポートに指定されるポートには、スタティックおよびダイナミックエントリーが登録されていてはならない。登録されたポートを Trusted ポートに設定しようとするとコマンドエラーになる。
DHCP サーバーが繋がるポートは Trusted ポートに指定しなければならない。Untrusted ポートに繋がれた DHCP サーバーから IP アドレスを取得することはできない。
トランクグループに所属しているポートは、Untrustedポートにはできない。
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