[index] CentreCOM 9424T/SP コマンドリファレンス 2.3

CREATE VLAN

カテゴリー:バーチャルLAN / 一般コマンド


CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094 [TYPE=PORT] [PORTS={port-list|ALL}] [FRAME={UNTAGGED|TAGGED}]



CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094 [TYPE=PORT] [TAGGEDPORTS={port-list|ALL}] [UNTAGGEDPORTS={port-list|ALL}]



CREATE VLAN=vlanname VID=2..4094 PORTPROTECTED

vlanname: VLAN名(1〜20文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。ただし、数字だけの文字列は指定できない。スペースを含んだ文字列は設定できない。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)


VLANを作成する。

PORTPROTECTEDオプションを指定することで、作成するVLANは、Protected Ports VLAN(マルチプルVLAN)となる。



パラメーター

VLAN: VLAN名。この名前はコマンドでの指定を簡単にするためのもので、スイッチの外に送られることはない。

VID: VLAN ID。タグ付きポートでは、この値を元にVLANを識別する。ポートVLANの場合は単なる識別子として使われる。1はDefault_VLANに割り当て済み。

TYPE: VLANタイプ。ポートVLAN、タグVLANを作成する場合は、PORTを指定する。デフォルトは、PORT。

PORTS: ポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。PORTSとTAGGEDPORTS/UNTAGGEDPORTSは、同時に指定できない。

FRAME: 該当VLANのタグ設定。TAGGED(タグ付き)、UNTAGGED(タグなし)から選択する。ポートがDefault_VLANに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にDefault_VLANから削除される。デフォルトはUNTAGGED。FRAMEとTAGGEDPORTS/UNTAGGEDPORTSは、同時に指定できない。

TAGGEDPORTS: TAGGED(タグ付き)にするポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。

UNTAGGEDPORTS: UNTAGGED(タグなし)にするポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。ポートがDefault_VLANに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にDefault_VLANから削除される。

PORTPROTECTED: Protected Ports(マルチプルVLAN)VLANを指定する。



入力・出力・画面例

# create vlan=test2 vid=20 taggedports=24 untaggedports=20-23
Create VLAN 20, please wait ...

# create vlan=test3 vid=30 portprotected
Create VLAN 30, please wait ...



ポートVLAN orange(VLAN ID=10)を作成する。
CREATE VLAN=orange VID=10 TYPE=PORT

Protected Ports VLAN white(VLAN ID=20)を作成する。
CREATE VLAN=white VID=20 PORTPROTECTED



備考・注意事項

・VLANは4093個(Default_VLANを除く)まで新規作成できる。



関連コマンド

ADD VLAN
DESTROY VLAN
SHOW VLAN




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