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CentreCOM 9424T/SP、9408LC/SP コマンドリファレンス 2.3
IP/概要・基本設定
- IPホストとしての基本設定
- 手動でIPアドレスを設定する
- DHCPによるIPアドレス自動設定
IP(Internet Protocol)の基本設定について説明します。
ネットワーク経由でTelnetログインしたり、SNMPによる管理をしたりしたいときは、本製品にIPアドレスを割り当てる必要があります。以下、そのための基本設定について説明します。
- コンソールからログインします。
- IPアドレスを設定します。
ADD IP INTERFACE=vlan1 IP=192.168.10.5 MASK=255.255.255.0 ↓
- Default_VLANをローカルインターフェースとして指定します。ローカルインターフェースを設定することにより、ネットワーク上のホストから本製品へのアクセスが可能になります。
SET IP LOCAL INTERFACE=vlan1 ↓
- デフォルトゲートウェイアドレスを設定する場合は、ADD IP ROUTEコマンドを使います。
ADD IP ROUTE=0.0.0.0 NEXTHOP=192.168.10.1 ↓
- 以上で設定は完了です。次回起動時にも同じ設定が有効になるよう、設定をファイルに保存し、起動スクリプトに指定します。
CREATE CONFIG=basic.cfg ↓
SET CONFIG=basic.cfg ↓
■ インターフェースに割り当てられたIPアドレスの情報はSHOW IP INTERFACEコマンドで確認します。
■ デフォルトゲートウェイアドレスは、SHOW IP ROUTEコマンドで確認できます。
ネットワーク上のDHCPサーバーを利用して、IPアドレスを自動設定することもできます(DHCPクライアント機能)。
IPアドレスの動的設定機能を有効にし、IPアドレスを自動設定にするには、ADD IP INTERFACEコマンドを実行します。
ADD IP INTERFACE=vlan1 IPADDRESS=DHCP ↓
■ 本製品のDHCPクライアント機能では、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレスとSNTPサーバーのIPアドレス、UTCオフセットの情報が取得・自動設定できます。
■ インターフェースに割り当てられたIPアドレスの情報はSHOW IP INTERFACEコマンドで確認します。
■ デフォルトゲートウェイアドレスは、SHOW IP ROUTEコマンドで確認できます。
(C) 2004-2007 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: J613-M0109-12 Rev.F