[index] CentreCOM 9424T/SP-E、9424Ts/XP-E コマンドリファレンス 2.4

ADD VLAN

カテゴリー:バーチャルLAN / 一般コマンド


ADD VLAN={vlanname|1..4094} [VID=1..4094] [PORT={port-list|ALL}] [FRAME={TAGGED|UNTAGGED}] [GROUP={UPLINK|group-number}]



ADD VLAN={vlanname|1..4094} [VID=1..4094] [TAGGEDPORT={port-list|ALL}] [UNTAGGEDPORT={port-list|ALL}] [GROUP={UPLINK|group-number}]



ADD VLAN={vlanname|1..4094} [VID=1..4094] {MACADDRESS|DESTADDRESS}=macadd



ADD VLAN={vlanname|1..4094} [VID=1..4094] PORT={port-list|ALL} {MACADDRESS|DESTADDRESS}=macadd

vlanname: VLAN名(1〜20文字。英数字とアンダースコア(_)、ハイフンを使用可能。大文字小文字を区別しない)
port-list: スイッチポート番号(1〜。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
group-number: ポートの属性をアップリンクにするときは「UPLINK」を、クライアントにするときは、任意のグループ番号(1から256の範囲)を指定
macadd: MACアドレス(xx:xx:xx:xx:xx:xx、または、xxxxxxxxxxxxの形式)


VLANにポートを追加する。

ポートを追加するVLANが、Protected Ports VLANの場合、ポートの属性も指定する。

MACアドレスVLANの場合は、所属するMACアドレスおよび、VLANに所属するMACアドレスの出力ポートを追加する。



パラメーター

VLAN: VLAN名またはVLAN ID(VID)。

VID: VLAN ID(VID)。

PORT: ポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。PORTとTAGGEDPORT/UNTAGGEDPORTは、同時に指定できない。

また、MACADDRESS/DESTADDRESSオプションを同時に指定した場合は、指定したMACアドレスの出力ポートの指定となる。複数指定が可能。

FRAME: 該当VLANのタグ設定。TAGGED(タグ付き)、UNTAGGED(タグなし)から選択する。ポートがDefault_VLANに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にDefault_VLANから削除される。デフォルトはUNTAGGED。FRAMEとTAGGEDPORT/UNTAGGEDPORTは、同時に指定できない。

TAGGEDPORT: TAGGED(タグ付き)にするポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。TAGGEDPORTとPORT/FRAMEは、同時に指定できない。

UNTAGGEDPORT: UNTAGGED(タグなし)にするポート番号。複数指定が可能。ALLを指定した場合はすべてのスイッチポートが対象となる。各ポートは、タグなしポートとしては1つのVLANだけに、タグ付きポートとしては複数のVLANに所属できる。UNTAGGEDPORTとPORT/FRAMEは、同時に指定できない。ポートがDefault_VLANに所属している状態でUNTAGGEDを指定して別のVLANに追加すると、自動的にDefault_VLANから削除される。

GROUP: ポートを追加するVLANが、Protected Ports VLANの場合、ポートの属性を指定する。ポートをアップリンクに指定したい場合は「UPLINK」を、クライアントに指定したい場合は、任意のグループ番号を指定する。

MACADDRESS/DESTADDRESS: MACアドレスVLANに追加するMACアドレスを指定する。また、PORTオプションと同時に指定した場合は、出力ポートに割り当てるMACアドレスを指定する。



入力・出力・画面例

# add vlan=test port=1
Adding ports to VLAN 10, please wait ...

# add vlan=test macaddress=00:90:99:1b:65:c7
MAC[00:90:99:1b:65:c7]  to VLAN[10] association added!

# add vlan=test port=2 macaddress=0090991b65c7
Port(s) added



VLAN orangeにポート1〜10を(タグなしポートとして)割り当てる。
ADD VLAN=orange PORT=1-10

ポート24をVLAN whiteとorangeのタグ付きポートに設定する。
ADD VLAN=white PORT=24 FRAME=TAGGED
ADD VLAN=orange PORT=24 FRAME=TAGGED

VLAN greenに、MACアドレス00:00:f4:12:34:56を割り当てる。
ADD VLAN=green MACADDRESS=00:00:f4:12:34:56

VLAN greenに属するMACアドレス00:00:f4:12:34:56に、出力ポートを割り当てる。
ADD VLAN=green PORT=15-20 MACADDRESS=00:00:f4:12:34:56



備考・注意事項

・Protected Ports VLANの場合、同一グループに属するポート同士の通信は可能。異なるグループに属するポート同士の通信は不可能。

・MACアドレスVLANの場合は、まずVLANに所属するMACアドレスを追加してから、出力先ポートの追加を行う。

・受信レート検出機能を有効にしたポートは、タグ付きポートとしてVLANに追加できない。



関連コマンド

DELETE VLAN
SHOW VLAN




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