[index] CentreCOM 9424T/SP-E、9424Ts/XP-E コマンドリファレンス 2.4
カテゴリー:QoS / ポリシーベースQoS
CREATE QOS TRAFFICCLASS=0..511 [DESCRIPTION=string] [EXCEEDACTION={DROP|REMARK}] [EXCEEDREMARKVALUE={0..63 |NONE}] [MARKVALUE={0..63|NONE}] [MAXBANDWIDTH={0..1016 |NONE}] [BURSTSIZE={4..512|NONE}] [PRIORITY={0..7|NONE}] [REMARKPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [TOS={1..7|NONE}] [MOVETOSTOPRIORITY={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [MOVEPRIORITYTOTOS={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}] [FLOWGROUPLIST={flow-list|NONE}]
string: 文字列(1〜31文字。空白を含む場合はダブルクォートで囲む)
flow-list: フローグループ番号(0〜1023。ハイフン、カンマを使った複数指定も可能)
トラフィッククラスを作成する。
トラフィッククラスは、同等のQoS(帯域)を与えるべきフローグループをひとまとめにしたもの。トラフィッククラスは、複数のフローグループで構成される。
ポリシーベースQoSでは、トラフィッククラスごとに送信時の最大帯域幅を設定する。トラフィッククラスは、QoSポリシーに割り当てることによって効果を発揮する。
パラメーター |
TRAFFICCLASS: トラフィッククラスの番号。
DESCRIPTION: トラフィッククラスの説明。
EXCEEDACTION: トラフィッククラスに割り当てられた最大帯域を超えた場合の処理。DROP(破棄)またはREMARK(IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールド値を、EXCEEDREMARKVALUEで指定した値に書き換えて転送)から選択。デフォルトは、DROP
EXCEEDREMARKVALUE: EXCEEDACTIONでREMARKを選択した場合に、IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。MARKVALUEの設定に優先する。デフォルトは、NONE。
MARKVALUE: IPヘッダーのDSCP(DiffServ Code Point)フィールドに書き込む値。デフォルトは、NONE。
MAXBANDWIDTH: トラフィッククラスに割り当てる最大帯域幅(Mbps)。該当クラスに割り当てる帯域は、ここで指定した値までに制限される。有効範囲は0〜1016。0は帯域ゼロの意味。デフォルトは、NONE。
BURSTSIZE: トラフィッククラスのバッファのサイズ(トークンバケットのサイズ)を指定する。このパラメータを指定する場合は、MAXBANDWIDTHも設定しなければ機能しない。有効範囲は、4〜512(Kbps)。デフォルトは、NONE。
PRIORITY: トラフィッククラスで設定するプライオリティー。デフォルトは、NONE。
REMARKPRIORITY: 受信パケットのユーザープライオリティー値を、PRIORITYで設定したプライオリティーで上書きする(YES)かしない(NO)。デフォルトは、NO。
TOS: IPヘッダーのToSフィールドの値。
MOVETOSTOPRIORITY: IPヘッダーのToSフィールドの値をプライオリティーに反映させるかどうか。デフォルトは、NO。
MOVEPRIORITYTOTOS: プライオリティー値をToSフィールドの値に反映させるかどうか。デフォルトは、NO。
FLOWGROUPLIST: トラフィッククラスに対応づけるフローグループ番号。デフォルトはNONE。
例 |
■ トラフィッククラス1を作成する。
CREATE QOS TRAFFICCLASS=1
備考・注意事項 |
・EXCEEDACTIONパラメーターとTOSパラメーター、EXCEEDREMARKVALUEパラメーターとTOSパラメーター、MARKVALUEパラメーターとTOSパラメーターは併用できない。
関連コマンド |
ADD QOS TRAFFICCLASS
DESTROY QOS TRAFFICCLASS
SET QOS TRAFFICCLASS
SHOW QOS TRAFFICCLASS
(C) 2006-2008 アライドテレシスホールディングス株式会社
PN: 613-000699 Rev.C