[index] CentreCOM 9424T/SP-E、9424Ts/XP-E コマンドリファレンス 2.4

UPLOAD

カテゴリー:運用・管理 / アップロード・ダウンロード


UPLOAD METHOD=TFTP {SRCFILE|FILE}={[device:]filename|APPBLOCK|SWITCHCFG} SERVER=ipadd DESTFILE=filename

UPLOAD METHOD=XMODEM {SRCFILE|FILE}={[device:]filename|APPBLOCK|SWITCHCFG}

UPLOAD METHOD=LOCAL {SRCFILE|FILE}=APPBLOCK DESTFILE=[device:]filename

UPLOAD METHOD=REMOTESWITCH {SRCFILE|FILE}={[device:]filename|APPBLOCK|SWITCHCFG} SWITCHLIST=switch-list [VERBOSE={YES|NO|ON|OFF|TRUE|FALSE}]

device: ファイルが記憶されている媒体。flashまたはcflashで指定。省略すると、フラッシュメモリーになる
filename: ファイル名
ipadd: IPアドレス
switch-list: リモートスイッチのスイッチ番号(カンマを使った複数指定も可能)


TFTP、XMODEMでファイルをアップロードする。

METHODにLOCALを指定すると、アプリケーションブロック内のファームウェアをフラッシュメモリーにアップロード(コピー)する。

METHODにREMOTESWITCHを指定すると、マスタースイッチのファームウェアまたは設定ファイルをスレーブスイッチにアップロード(転送)する。



パラメーター

METHOD: 転送プロトコル。TFTP、XMODEM、LOCAL、REMOTESWITCHを指定。

SRCFILE/FILE: アップロード対象のファイル名。APPBLOCKを指定した場合は、アプリケーションブロック内のファームウェアファイルが対象となる。SWTCHCFGを指定した場合は、現在設定されている起動時設定ファイルが対象となる。

SERVER: TFTPサーバーのIPアドレス。

DESTFILE: アップロード後のファイル名。METHODにTFTPを指定した場合に設定する

SWITCHLIST: METHODにREMOTESWITCHを指定した場合に、ファイルの転送先のスレーブスイッチの番号を指定する。スレーブスイッチの番号は、SHOW REMOTELISTコマンドで、「Num」に表示される番号で指定。

VERBOSE: METHODにREMOTESWITCHを指定した場合に、ファイル転送のオペレーションの詳細を表示する/しないを選択する。デフォルトは、YES(表示する)。



設定ファイル「test.cfg」をTFTPサーバー「192.168.1.103」にアップロードする
UPLOAD METHOD=TFTP FILE=test.cfg SERVER=192.168.1.103 DESTFILE=test.cfg



備考・注意事項

・エンハンストスタッキング機能で、マスタースイッチからスレーブスイッチに接続している場合は、XMODEMは使えない

・マスタースイッチからスレーブスイッチにファームウェアファイルを転送すると、スレーブスイッチは再起動し、起動時に使用するファームウェアが転送されたファイルに切り替わる

・マスタースイッチからスレーブスイッチに設定ファイルを転送すると、スレーブスイッチは再起動し、起動時設定ファイルが転送されたファイルに切り替わる。
SRCFILE/FILEにSWTCHCFGを指定した場合は、IPアドレス、スタックモードの設定は書き換えられないが、ファイル名を指定した場合は、すべての設定が書き換えられる。



関連コマンド

LOAD
SHOW FILE



参考

RFC1350, THE TFTP PROTOCOL (REVISION 2)


(C) 2006-2008 アライドテレシスホールディングス株式会社

PN: 613-000699 Rev.C