[index] CentreCOM 9424T/SP-E、9424Ts/XP-E コマンドリファレンス 2.4

運用・管理/マネージメントアクセスコントロール


  - マネージメントアクセスコントロールリスト(Management ACL)
  - 基本設定


マネージメントアクセスコントロールは、マネージメントアクセスコントロールリスト(Management ACL)を作成し、Telnetなどを使用して本製品にリモートでアクセスし、設定の変更などを行うことのできる機器を制限する機能です。

本製品は、マネージメントアクセスコントロールリストに含まれている機器からの管理パケットのみを受信し、それ以外のパケットは破棄します。

マネージメントアクセスコントロール機能の仕様は、以下のようになっています。


Note - マネージメントアクセスコントロールリストを有効にする場合には、エントリーが登録されていることを確認してから有効にしてください。

Note - ルーティング機能とマネージメントアクセスコントロール機能は併用できません。

 

マネージメントアクセスコントロールリスト(Management ACL)

マネージメントアクセスコントロールリスト(Management ACL)には、本製品とのアクセスを許可するステーションを登録します。

Management ACLは、以下の4項目からなっています。

表 1
ID エントリー
IPADDRESS アクセスを許可するステーションのIPアドレス
MASK IPADRESSパラメーターで指定したIPアドレスのマスク(IPアドレスのどの部分をフィルタリング条件として有効にするか)。特定のマネージメントステーションのIPアドレスを指定したい場合には、”255.255.255.255”を指定。192.168.10.0/24のIPアドレスの範囲に属するステーションを指定したい場合は、”255.255.255.0”を指定
APPLICATION マネージメントステーションが、リモートからアクセスする方法を指定する。



Management ACLの仕様は、以下のようになっています。



 

基本設定

Management ACLの設定は、次の手順で行います。

  1. Management ACLを作成します。CREATE MGMTACLコマンドを使って、エントリーを登録します。


  2. マネージメントアクセスコントロール機能を有効にします。ENABLE MGMTACLコマンドを使います。



設定は以上です。

■ Management ACLからエントリーを削除するには、DESTROY MGMTACLコマンドを使います。


■ マネージメントアクセスコントロール機能を無効にするには、DISABLE MGMTACLコマンドを使います。


■ Management ACLのエントリーに、アクセス方法を追加するには、ADD MGMTACLコマンドを使います。


■ Management ACLのエントリーから、アクセス方法を削除するには、DELETE MGMTACLコマンドを使います。


■ マネージメントアクセスコントロール機能の状態を参照するには、SHOW MGMTACLコマンドを使用します。


■ Management ACLを参照するには、SHOW MGMTACLコマンドでIDを指定します。











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