[index] CentreCOM 9424T コマンドリファレンス 2.11

CREATE SNMPV3 TARGETPARAMS

カテゴリー:運用・管理 / SNMP


CREATE SNMPV3 TARGETPARAMS=params USERNAME=username SECURITYMODEL={V1|V2C|V3} MESSAGEPROCESSING={V1|V2C|V3} SECURITYLEVEL={NOAUTHENTICATION|AUTHENTICATION|PRIVACY} [STORAGETYPE={VOLATILE|NONVOLATILE}]

params: SNMPターゲットパラメーターセット名(1〜63文字。英数字が使用可能。空白を含む場合はダブルクォートで囲む。大文字・小文字を区別する)
username: SNMPユーザー名(1〜32文字。英数字が使用可能。空白を含む場合はダブルクォートで囲む。大文字・小文字を区別する)


(SNMPv3)ターゲット(通知メッセージの送信先)との通信に使用するパラメーターセット(セキュリティーレベルとユーザー名)などを定義する。



パラメーター

TARGETPARAMS: SNMPターゲットパラメーターセット名。

USERNAME: SNMPユーザー名。ユーザーは、ADD SNMPV3 USERコマンドで定義する

SECURITYMODEL: SNMPユーザーに関連づけるSNMPプロトコルのバージョンを指定する。V1(SNMPv1)、V2C(SNMPv2c)、V3(SNMPv3)から選択する。

MESSAGEPROCESSING: SECURITYMODELにV1またはV2Cを指定した場合に、処理やメッセージ送信に使用するSNMPプロトコルのバージョンを指定する。V1(SNMPv1)、V2C(SNMPv2c)、V3(SNMPv3)から選択する。SECURITYMODELにV3を指定した場合は、自動的にV3が指定される。

SECURITYLEVEL: 本ターゲットパラメーターセットにおいて求められるセキュリティーレベルを指定する。NOAUTHENTICATION(認証なし・暗号化なし)、AUTHENTICATION(認証あり・暗号化なし)、PRIVACY(認証あり・暗号化あり)から選択する。

STORAGETYPE: 設定を保存する(NONVOLATILE)か、保存しない(VOLATILE)かを選択する。デフォルトは、VOLATILE(保存しない)。



SNMPターゲットパラメーターセット「SNMPmanagerPC」を定義する。
CREATE SNMPV3 TARGETPARAMS=SNMPmanagerPC USERNAME=systemadmin24 SECURITYMODEL=V3 MESSAGEPROCESSING=V3 SECURITYLEVEL=PRIVACY STORAGETYPE=nonvolatile



備考・注意事項

デフォルトで、SNMPv2c用に、defaultTgtPrmprivate、defaultTgtPrmpublicが定義されている。

セキュリティーレベルの設定は、USERNAMEで指定したユーザー名の設定(ADD SNMPV3 USERコマンド)と同じ設定にする。



関連コマンド

DESTROY SNMPV3 TARGETPARAMS
SET SNMPV3 TARGETPARAMS
SHOW SNMPV3 TARGETPARAMS



参考

RFC2571, An Architecture for Describing SNMP Management Frameworks
RFC2574, User-based Security Model (USM) for version 3 of the Simple Network Management Protocol (SNMPv3)


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